猫(犬)を飼っていると必ず課題になる、ペットドア問題。夏や冬のエアコンを使用する時期は特にドア開けっ放しは防ぎたいもの。
今回は材料費1000円以下で穴開け工事不要のお手軽ペットドアをDIYで作ってみたので紹介です。
そもそも室内用ペットドアとは?
ペットドアというと、お外に出かけるペットのためにあるのでは?と思う方もいるかもしれませんが完全室内飼いのペットにもペットドアが必要だったりします。
大人の猫や犬は自力で家の中のふすまや引き戸を開けることができるかもしれませんが子猫やシニアだと力不足で開けれないことがあります。
そして大きな問題が一つ。動物は扉を開けることができても閉めてはくれませんww。
扉が開けっ放しになれば当然、夏や冬、エアコンや暖房など空調の効率が大幅に下がってしまいます!😨
①ペットも自由に家の中を移動でき、②電気代も無駄にしないで済む。このために室内ペットドアは必要なのです。
さて、「ペットドア」で検索してみると、こういったタイプの製品がたくさんヒットします。
ドアや壁に穴を空けて、この商品をパカっとはめ込む。というもの。
値段は数千円とお手頃。ただし、扉に穴をあける必要があります。ドアに穴を開けるって、失敗できないし慣れてないとちょっと勇気がいりそうですね。
自分で穴開けする以外にも業者に依頼することができます。業者に依頼すると1万円程かかるようです。
100均で買える材料で室内用ペットドアを作ってみた
初めてのペットドア対応。そもそも猫自身が使ってくれるのか等、色々不安があったのでいきなりドアに穴を空けてしまう前にまずは簡略的なペットドアを作って様子をみてみよう!ということになりました。
とにかく簡単な構造で、且つ材料費を抑えたい!ということで結果材料費1000円未満、制作時間1時間で半自動ドアをDIYしました。
完成がこちら。表(部屋側)からの見た目です。
そして裏側(廊下側)の見た目はこんな感じ。
お裁縫に使う黒い布ゴム(家にあった余り物w)をドアに張り、ゴムの力でドアが自動的に閉まるという仕組み。そしてドアの下部には下敷きのようなプラバンを差し込んでいるので、ドアがカチャっと完全に閉まってしまうことはありません。
ペットが頭や鼻先、手をちょいと差し込むだけで簡単に身体が通るだけの幅にドアが開くので冷暖房効果の対策もバッチリ!
材料
- 布ゴム
- 手縫い糸と針
- プラ板
- マジックテープ(片面粘着)
- マスキングテープ
- ねじフック(ヒートン)
プラ板は軽く熱しながら曲げます。プラ板の角はペットが怪我をしないよう丸くしてあげました。
ドアに直接マジックテープを貼りつけると後から剥きづらくなってしまうのでドアにマスキングテープを貼り、その上からマジックテープを貼っています。
ポイントはゴムの引っ張り具合。緩く閉まるように調節します。
※こちらのDIYは、下記製品を参考に自作したものです。
完成後、猫が半自動ドアを使用している様子
それでは、我が家の新入り子猫、生後3か月の千代ちゃんにペットドアを使ってもらいました。
何度か目の前で開け閉めする様子を見せて、その日のうちに100発100中!自力で通過できるようになりましたよ。
ドアは常に1cm程空いている状態なので、前足や頭を使って簡単に扉を開けています♪
そしてすき間から冷気が吹き込み部屋が寒くなることもかなり軽減されました。
お試しDIYペットドア、大成功です!
工事不要のペットドア既製品もあるよ
DIYする時間がない!手作りは得意じゃない!という方には既製品ペットドアもいろいろあるので、好みのデザインや値段感のものを探してみましょう。
FDC 猫ちゃん用・小型犬用のフリーペットドア
引き戸レールやふすまレールにはめ込むだけの工事不要タイプ。
出入り口部分には、完全ロック機能付き。サッシレールに、網戸をはめ込要領で取り付けできるので楽そうですね。
ただし、引き戸タイプのドアでのみ使用可能です。
工事不要 出入り口取付けキットペットドア
「ペットドア貼るだけニャンです!」は手作りする材料がキットとして送られてくるタイプ。
ドアのサイズに合わせてカットして ドアのサイド、上部へ貼るだけで出入り口を作成できるので、まずは簡単に作ってみたいけど、材料を買いに行くのは面倒という方にオススメ。
リクシル ペットドア付室内ドア
もういっそのことドアごと丸っと変えてしまえ!という方は、LIXILからペットドア付きのドアが販売されています。
ドアのデザインや色もバリエーションがあるので部屋に合うものが見つかりそう。
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