写真のはなし

お得な価格で手軽に作れる!A4横長フォトブックサービスを紹介

いきなりですが、横長サイズのブックを作れるフォトブックサービスは意外と少ない!
どうしてもA4サイズはがメジャーですよね。でも写真を配置するフォトブックを作成する際は、横長の写真を魅力的にレイアウトしたいもの。
そうなるとA4横長サイズでブックを作りたいー!!
A4横長サイズのフォトブックがお手軽に1冊から作れるフォトブックサービスを4つ紹介します。
そして、高コスパのフォトレボで実際にフォトブックを作ってみた感想もあるのでぜひ参考にしてください!

 

A4横長サイズが選択できるフォトブックサービスはここ!

A4サイズ、またはA4サイズと近いサイズで且つ横長に制作できる大手フォトブックサービスを4つ紹介していきます。
もちろんオンデマンド印刷サービスはもっと沢山他にもありますが、今回は1冊から制作できるという点を重視しています!

 

フジフォトアルバム/フジフォト株式会社



トナータイプのオンデマンド方式のフォトブックとは異なる、銀塩写真で作るフォトアルバムです。
ページの真ん中に切れ目がないので、見開きA3サイズの迫力の大伸ばしも楽しめます。

価格

A4横タイプ(297×210)8ページ5,940円~

サイトはこちら

 

らくらくフォトブック/マイアルバム株式会社



P-Bookは無料専用ソフトのP-BookCreatorで写真集の作成から注文まで簡単に行えます。
商品は全て写真タイプのフォトブックで、ハードカバー・ソフトカバー含めて全9サイズから選択可能。

価格

A4横タイプ(297×210)6ページ4,660円~

サイトはこちら

 

PhotoRevoフォトレボ/ダンクセキ株式会社



ハードカバーからソフトカバーまでそれぞれに様々なサイズのラインアップがある。
7色印刷で高品質なプリント!
また作成した作品をマイページから友人や知り合いに限定公開の形でプレビュー表示を共有できます。グループで作成するアルバムなどに使えそうなツールです。

価格

A4横Hタイプ(200mm×268mm)8~16ページ3,200円~

サイトはこちら

 

MyBook(マイブック)/株式会社アスカネット

マイブックは国内フォトブック・フォトグッズサービスのパイオニア。フォトブックが出始めたころからあるメーカーです。
自社工場による高品質の印刷・製本技術が売り。
フォトグラファー向きの品質やデザインが豊富なのが魅力。

「ART-SC(ソフトカバータイプ)」は横長(3サイズ)あり

サイズページ数価格
200Y(204×291)10ページ4,500円~
180Y(180×257)10ページ3,000円~
140Y(142×204)10ページ2,980円~

https://www.mybook.co.jp/sample_price/mb_art_sc.html

 

一番お得なフォトブックサービスは「フォトレボ」だった

改めてそれぞれのフォトブックサービスの値段を比較していきたいと思います!比較しやすいように近しいサイズとページ数で1冊あたりの金額も簡単に算出してみました。

メーカー名最低ページ数基本金額1冊の金額/24ページ
フジフォトアルバム A4横タイプ8ページ5,940円10,260円
らくらくフォトブック A4横タイプ6ページ4,660円8,260円
フォトレボ A4横Hタイプ8~16ページ3,200円4,000円
マイブック 200Y10ページ4,500円6,480円

※らくらくフォトブックとフジフォトブックはハードカバーのみ
※消費税・送料などは含まず

まったく同じ条件で比較するのは正直難しいけれど、フォトレボは8~16ページまでは3,200円で作れます。
最低価格としてはフォトレボが一番安そうですね。
確認したところ、昭和21年創業の老舗製本会社が運営しているサービスのようなので信頼度も高そうです。



 

実践:「フォトレボ」でフォトブックを作ってみた

ということで、早速フォトレボでA4横長サイズのフォトブックを作ってみました。
今回はポートフォリオとして活用するための写真作品をいかしたフォトブックを作ってみます!

 

PhotoRevo(フォトレボ)の横長サイズフォトブックとは?

ソフトカバーとハードカバーが選べます。
基本価格の値段差は1,300円。今回はシンプルなフォトブックを作りたかったのでソフトカバーにしました。

横長サイズはA5サイズとA4サイズの2種類ある。
A4といってもA4Hという名の通り200mm×268mmサイズ。

A4の寸法は、210mm(21cm)×297mm(29.7cm)なので横の長さが若干短いんですね。
でも写真を並べてデザインするには、A4って実は細長過ぎて余白の調整がむつかしい。なので、個人的にはやや正方形よりの横長サイズはありがたいです。レイアウトはスマホだとオンライン、PCだと専用アプリがあるのでDLします。私はPCで作業。編集ソフトは無料でダウンロードOK!
表紙が柔らかく雑誌のような仕上がりのフォトブック。
ページが開きやすくめくりやすいので気楽に楽しめます。

 

PhotoRevoのPC用編集アプリがWinで開けない!?

Win11のノートパソコンで「こだわり編集ソフト」アプリをサイトからダウンロードしインストールを試みたのですが、エラーメッセージが出てアプリを開けませんでした。。

サイト内にはMACパソコンでエラーがあった際の対処法は記載されていますがWindowsについては記載ありませんでした💦
でもどうやらWindows側のセキュリティを強くしているとこのアプリをはじいてしまうようす。
Win11以降はセキュリティ対策がかなり強化されているようなので、このせいですかね。

「アプリをコントロールされたフォルダアクセスで許可する」にPhotoRevoのアプリを追加したら開けるようになりました~!

 

PhotoRevoの編集アプリはちょっぴり使いにくい!?

「こだわり編集ソフト」アプリは、慣れるまで正直使いづらさを感じました。
アプリの使い方に関するマニュアルも特にないので試行錯誤タイムがありました。いくつか気になった点をメモしておきますー。

 

「こだわり編集ソフト」アプリのデザインがダサイw

編集アプリの様子

 

まず、アプリのデザインがナンダカ古い。10年前くらいに一般的だったデザインと使い勝手ってかんじでややテンションが下がります(笑)。

最近の“直感的”なアプリに慣れてしまっていると「???」ってなるかも。
デザインはテンション下がるなんて言っちゃいましたが、使い勝手については問題なし。使い方が慣れてくれば気にならなくなってきましたヨ✌

 

搭載されているフォントの数が少ない

これは「こだわり編集ソフト」に限らずPhotoRevo全体だと思います。
フォントの種類がとても少なくて、私は使いたいフォントが全くなく、結局Photoshopでテキストデータを作成しjpg化してアップロードするという裏ワザを使用。
フリーアカウントでも使用できるフォント数がかなり豊富なcanvaにすっかり慣れてしまっていたので、ここはややデメリットに感じました。
テキストのフォントにこだわりたい場合は、jpgデータを自作することをオススメします。

 

プレビューの解像度が悪すぎる

実際のプレビュー表示

 

フォトブック作成中やある程度仕上がったときにプレビュー表示で確認していきますよね。
ところが地味に困ったのが、このフォトレボのプレビュー表示はブラウザ版もアプリ版も解像度が超低い!
許容ギリギリサイズ(上限10MG)のデータをアップロードしているにも関わらず、プレビュー表示するとモヤモヤ~っとした表示。。
しかも拡大表示する機能もないので、「えっと、、だ、大丈夫なんだよね?プレビューの問題で本当はもっとキレイに仕上がってるんだよね(・・?」
と超疑心暗鬼になります!
そこそこの値段になるわけなので、不安は減らしたいもの。今後のアップグレードに期待します★

 

フォトレボで作成したブックの仕上がりは?

実際に制作したフォトブックは結果的に全40ページとなりました。

~16ページ:3,200円
追加ページ:200円/2ページ×12ページ
-----------
計:5,600円

結構ページ数が多いわりにはお得な値段で着地しました。
40ページもあると他サービスでは1万円超えてしまうので、値段については大満足です!

あとは仕上がりを待つのみとなり、およそ4~5営業日ほどで届きました。

ソフトカバーのブックは傷付きやすいのでオプションのプラケース200円を付けています。
プラケースは半透明でマットな素材。

そして表紙に使用されている紙質はグロスペーパー。(1択)
とってもツルツル。写真でも分かるように反射しています。これは好みが別れるかも。個人的にはオプションでマット紙も選択できるようになっていると嬉しい。

プレビュー表示では解像度が悪くて心配だったテキストデータは、綺麗に印刷されていた!一安心💨。

肝心な写真の印刷については申し分ありません。
自分の写真は暗くて黒つぶれしやすかったり、青や緑色は色転びしやすいので慎重になるのですがほとんど元データと変わらない仕上がりです!

フォトレボのブック仕上がりについては大満足という結果になりました♪♪さすが老舗の印刷会社です!!
印刷は7色印刷のドリームラボ5000(DreamLabo5000)を表紙・本紙にデフォルト設定で使用可能。
これは一般的な印刷色CMYK4色にグレー、フォトシアン、フォトマゼンダを加えた7色の染料インクになります。オンデマンド印刷やレーザー印刷だとこれまで表現が難しかった色をしっかりと再現できるワケ♪

表紙がグロスペーパした選択できないことだけちょっぴりマイナスポイントかな。
でもハードカバーで作れば表紙はコート紙 (マットPP加工)でプラケースも無料みたいです★

結論ー!

PhotoRevoのフォトブックは高品質なのに安く仕上げられるのでオススメできます!

 

PhotoRevoココがおすすめ

  • 7色印刷で写真がとってもキレイに印刷される
  • 印刷の解像度が高い
  • A4横で制作できるフォトブックの中で一番安い!
  • プレビュー表示を限定公開できるのでグループで制作を進めやすい

皆さんの参考になれば幸いです~


今回紹介したA4横タイプのフォトブックサービス

Noメーカー名基本金額追加料金

1

PhotoRevo(フォトレボ)


8~16ページまで

3,200円

200円/2ページ毎

2

らくらくフォトブック


~6ページまで

5,280円

220円/2ページ毎

※最大32ページまで

3

フジフォトアルバム


~8ページまで

5,940円

ページ固定価格
12P 7,020円
24P 10,260円
36P 13,500円
48P 16,740円
4

マイブック

~10ページまで

5,000円

ページ固定価格
10ページごとに980円加算

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