よい香りの花が大好きな筆者。庭に蠟梅を植えるのが夢だったので早速苗を購入しました!
いろいろ思っていたのと違う点があったのでその成長記録を記載しておきます。
蠟梅ってどんな花!?
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蠟梅(ロウバイ)は、その名の通りロウでできたような半透明な質感の花を咲かす低木樹。
そして花は咲く時期も形も梅の花にとても似ています。梅より半月くらい先に咲き始めるのでまだ冬の寒い、あまり花が他に咲いていない時期にこの蝋梅の香りをかぐととても嬉しくなるものです🌸。
そしてなんといっても香りが素晴らしいんですよね!香りの種類は梅というよりはバラとかヒヤシンスに近い清楚系フローラルなタイプです。(この匂いだーい好き!!)
漢字に「梅」とありますが、種類は全然違うんです。
樹高2~3mほどの落葉低木樹なので、我が家の狭い庭にも植えられる!さらに暑さ寒さにも強く全国で栽培可能とたくましそうなので、ガーデニング初心者の私でも育てられそう!👍
ってことで、さっそく苗を買ってみることにしました。
「満月蠟梅(マンゲツロウバイ)」の苗を買ってみた
さて、ロウバイはいくつかタイプがあるようです。ロウバイの中でも花色全体が黄色いものを素心ロウバイと呼び、ロウバイの定番品種らしいです。
一番メジャーな素心蝋梅(ソシンロウバイ)。は花びらの先っぽがすこし尖ってるかんじ。そして、私の見解ですが樹形がホウキ型に育つものが多い気がします。
ソシンとは「素心」あるいは「素芯」で、園芸界で花弁が芯まで同じ色であることを表すのだそう。
そして、満月蝋梅(マンゲツロウバイ)は実際違いがすごく分かりにくいですが花の形がソシンロウバイよりコロッと丸い。そして樹形は通常の木の姿のものが多いです。(通常の木とは、幹が1本あり、そこから枝が分かれているタイプのこと)
花が丸っこいから満月ってことなのかな。すてきなネーミングセンスですね!
蝋梅(ろうばい)の中でもこの「満月蝋梅」は花が大きく、香りが特に強いのが特徴らしい。
ということで、香りが強く花の形がコロッと可愛いマンゲツロウバイの苗を買うことにしました!
「満月蠟梅(マンゲツロウバイ)」の苗成長記録
近所のホームセンターなどで蝋梅の苗は取り扱っていなかったので、楽天市場でリサーチ。
ある程度樹高が高いロウバイは1万円台とけっこう値が張ったので、お試しということで2千円台&口コミが良かったお手頃ロウバイを買ってみました。
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15cm(5号)ポットのサイズ。
容器含んで40㎝の高さということなので、地上に出ている部分は20センチもないくらい。えっ!?盆栽!?ってサイズ感でした(笑)。
「満月蠟梅(マンゲツロウバイ)」の成長記録
1年目
購入したのが秋だったので、翌年の1月に早速花が咲いたー!
って思ったけど、2輪しかツボミがなかったーーー!!(笑)(笑)
しかも、盆栽サイズで小さ過ぎるのでぜんぜん香りが鼻まで届かなーい。😢
これは身長の高さまで成長してもらうのにはかなり年月を要しそうだが、頑張るしかないよね。。!
ココがポイント
日当たりのやや湿り気の肥沃な土壌を好みます。
半日陰でも育ちますが、日当たりのよい場所のほうが、花芽がつきやすいです。西日と風を嫌う面もあります。
2輪の花が咲きそして枯れ、無事に葉が芽吹きだしました。ヨレヨレに見えたミニ蠟梅は元気なようです。
そして、1本の枝がやけに太く、急にグイーン!と伸びだした。
一般的にこういう1本だけ元気な枝「徒長枝」には花芽が付かないし、木のエネルギーを吸いがちなので途中で思い切って剪定。✂
想定通りそこから小枝が枝分かれして伸びだしたのでこれは正解!
ロウバイは若木のうちは木が暴れやすく、細枝はポキポキ折れやすい。でも細枝に花芽ができるので枝は大切に伸ばしながら増やしていく必要があるよ!
正確に言うと、その年伸びた新梢にできる側芽が花芽となります。
2年目
古めの小枝が夏場にポキポキ枯れたり折れたりしてヒヤヒヤしたが、なんとか全体的に5~10㎝くらい木は成長。
そしてロウバイの花は8輪咲いた!!
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昨年の4倍の花数となったが、まだまだ木が小さ過ぎるので香りが鼻に届かないーー!
植木鉢で育てていたので開花の時期だけポーチに移動させ、花の香りを嗅げる高さにしてなんとか香りを楽しみました。
このことを考えると、地植えでなく鉢植えにしておいて本当にヨカッタ。
ちなみに、ロウバイは地植えしない方がいいとよく言われます。ナゼ!?
ココに注意
蠟梅の花や種子には強い毒性があるので、ペットや子どもが口に入れないように要注意しよう!
その毒性だけではなくもう1点あるかもと思うのが、ロウバイは移植を好まないこと。
1度地植えしてしまうと、なかなか引っ越しさせることができないのはリスクかもしれないですね。
蠟梅は開花時期以外はぶっちゃけスゴーク地味な植物。もし地植えする場所が決めきれなかったり、開花時期だけ目に見えやすい場所に移動させたいのであれば、鉢植えにしておくのがベターかもしれません。
2年目
さて、夏は超猛暑で庭に植えていたいくつかの花木(沈丁花、長寿桜、匂いツツジ)が枯れてしまいました。。
でもロウバイはなんとか厳しい夏にも耐え、また全体的に15センチほど成長。
開花時期以外は半日陰エリアに置いていたので、猛暑の直射日光があまり当たらなかったのがよかったのかもしれないです。
そして、2年目はかなり花数が増えました!
うーーん。15個くらい!
成長しているとはいえ、まだまだヒザ丈くらい小さいの苗なので、今年も開花時期はポーチに移動させ香りを楽しみました♪
満開期は昨年よりかなり香りがアップ!庭に出ていると、ホンワカ蠟梅の香りが広がってきてとても気分が上がります♪♪
今年も夏は酷暑でしょうが、引き続きマンゲツロウバイの成長を見守っていきたいと思います!
まとめ
マンゲツロウバイを上手に育てるポイントをメモしておきます。皆さんの参考になれば嬉しいです。
- 蠟梅の苗の相場はやや高め。2000円台の苗は盆栽サイズなので、初年から花をたくさん楽しみたいなら6000円以上の苗を買うべし!
- 植える場所を決めきれないなら植木鉢への植栽からのスタートがオススメ!
- 樹形が乱れやすいので徒長枝は切るのを忘れないで!
- 花は小枝に咲くので、小枝は大事にしよう!
今後も成長記録を更新していきますー!
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