ホテルで荷物の整理をし、ひと休憩してから郊外へ少し足を伸ばすことに。
まずは駅へ。
ザルツブルグ中央駅の中でさっそく迷子になった。
駅の場所
ザルツブルク中央駅
所在地: オーストリア 〒5020 ザルツブルク
外国の駅って、いつもどれが国鉄でどれが私鉄なのかさえもわからない。
ちょうど近くにいた屈強な警察官に助けを求め、"みどりの窓口"を教えてもらう。
無事に窓口で切符を購入し、地下のホームへ。
ちなみに、地下のホームの駅名は「Salzburger Lokalbahn」駅
国鉄と私鉄で駅名が微妙に違うようです。(大阪と梅田みたいな感じ?)
こういうのってとても不安になりますが、大丈夫。
楽々ポイント
レイルヨーロッパを活用してみよう!
ザルツブルク中央駅の鉄道案内はここからもチェックできる。
駅の構内マップ、乗車券の空席照会・24時間即時予約・日本円で決済が可能です!
旅行前に切符を準備しておきたい方はこちらも見ておくと便利かも。
この路線、鉄道ファンにはよく知られているようで、時折古い車体の電車が走るのだそう。
私は残念ながら見ることができませんでした。
さて、なんの放送もないままにやってきた電車にとりあえず飛び乗り
いざ出発!
向かう駅は「Oberndorf(オーベルンドルフ)」。
当たり前だけれど日本のように分かりやすい路線図は車内に貼っていないので
何駅目がオーベルンドルフなのかは不明。(笑)
分かっているのは電車発車から25分ほどで着くという情報だけ。
情報が少なすぎるので、気まぐれに流れる車内放送に全身全霊集中しつつも
車窓の景色を楽しむことにした。
線路に添ってザルツァッハ川が流れており、良い景色を楽しむことができる。
約24分経過した時点で、「○○~オーベルンドルフ○○○~」と車内放送が流れた。
全部は聞き取れなかったけれど、いま、オーベルンドルフって言ったよね?聞こえたよね?
時間ももうすぐ25分だし、きっとここだよね?
とりあえず下車してみる。
至って普通の郊外な駅。
とくになんの標識も出ていないけれど、歩き出してみる。
しばらく歩いて分かったことなのだが、実はこれはオーベンドルフの一つ手前の駅だった。
あれーーーーー。
幸いにもこの駅とオーベンドルフ駅間の距離はそこまで遠くなかったので
このまま徒歩で教会へ向かうことにした。
こういうときは、のどかな街を散策しに来たと思えばいいのです!
15分ほど歩き、本来降りるべきオーベンドルフ駅を発見。(笑)
30分に1本しか走っていない電車なので、帰りの時間を確認し再び教会へと歩く。
もっと大々的に聖ニコラウス教会への道のりなどわかりやすくなっているものかと思っていたのだが
意外とそうでもなく、観光地っぽさがまったくない郊外の町を歩いているという感じに。
(途中、ご婦人に「トレインステーションはどこ?」と英語で聞いてみたのですが全く英語がつうじませんでした。やはり英語は観光地でしか通じないようす)
20分ほど歩き、ようやく教会にたどり着く。
いろいろ不安になることが多い道のりだったので感無量!!
16時を過ぎてしまったので、博物館と売店は閉まっていたが
小さなお堂は見学自由。
中に入ると、中央奥には小さな祭壇があり、左右に小さな美しいステンドグラスがあります。
「きよしこの夜」をギター伴奏しているグルーバー氏と、作詞をしているモール神父が描かれているようですね。
ツアー情報
現在でもこの礼拝堂で毎年12月24日にはミサがあり、世界中から人々が参加して 「きよしこの夜」が歌われているそうです。
雪積る寒い時期ですが、きっと美しいでしょうね!神聖な雰囲気の中できよしこの夜を歌いたい方にはこの時期がおすすめかもしれません。
12月24日限定「きよしこの夜」礼拝堂ミサ参加ツアー
喉がカラカラだったので、ライオンさんの水飲み場で喉を潤させてもらった。
お堂を出てから少し回りを散歩。
少し先にはこんな素晴らしい景色が広がっていた!
人っ子一人いなかったが、ほんとうに来てよかったと思った。
そして、
帰りはオーベルンドルフ駅で他の待ち人たちと軽く談笑しながら
無事ホテルのあるザルツブルグ中央駅へと戻るのであった。