フローリングに布団を直接敷いて寝るとどんなに毎日畳んだり干したりしていたとしても、カビが速攻生えてしまうほど湿気てしまうって知っていましたか!?
毎日しっかり干していてもフローリングに布団を敷くと湿気ます。。
今まで畳の部屋しかない家に住んでおり、和式のお布団で寝ていましたが新居の寝室はフローリングだったため、とりあえず引っ越し後3日間程はフローリングにお布団をそのまましいて寝ていました。
はじめに言っておきたいのですが、けして"万年布団"にはしていません。毎日布団は畳みますし、天気が良ければベランダで干してもいました。
しかしある日布団を畳んだ時に気付いたのです。
床と面している布団の部分がびっくりするくらい湿気ている。。!!
畳の上に布団を敷いていた時はこんなことはなかったので驚愕するばかり。。季節は湿気の多い夏でも結露の多い冬でもない比較的快適な季節。それでもこんなに結露が起きてしまうとは思ってもいませんでした。
湿気対策にはイグサマット?すのこ(簀子)?どっちがいいのか
どんなにお布団を干したりしたとしても、たった1晩寝るだけで翌朝には結露でビショビショに。。これは冬を迎えたらカビを免れまい。。ということで早速みなさんがフローリングに布団を敷く場合どうしているのかを調べてみました。
ゴザ(茣蓙)などの畳(イグサ)素材でできたマットを敷く方もいるようでした。ただ敷くためだけならイグサマットの方が好みに合っていたのですが、今回は雨の日や花粉の季節は室内でも布団を簡易的に干せるような道具としても使用したかったので筆者はスノコの方を買うことにしました。
まずは近所のホームセンターへスノコを探しに行ってみたものの、ベッド状の大型でやや高価なものか、昔のお風呂場にあったような小ぶりで簡素なスノコしか売っておらず、、ネットでリサーチ。
すのこ(簀子)マットの種類と購入ポイント
簀子と一口に言ってもいざ検索してみると様々な素材や形状、そして値段にも幅があることに気付かされます。
スノコマットレスの形状は大きく下記に種類分けできると思います。
①ベッドになるタイプ
値段はシングルで1万5千円~の相場感。
写真の通り、自分の持っている布団をのせるだけでベッドタイプにすることができます。2つ折りたたみ式で通常のベッドより省スペースですし、一人暮らしでベッド派なら良さそうです。短所は、いかに畳めるといってもキャスターや足の部分があるのでややかさ張る。セミダブル以上のサイズはやはり大きく場所を取る。
②すのこマット ロールタイプ
値段はシングルで5千円~の相場感。
すのこマットでくるくるっと丸めて収納することができるタイプ。使わないときに非常にコンパクトになるので日中布団を押し入れなどに収納している方によさそう。来客用にもいいかも。短所は、すのこマットを使用して布団を干すことはできない点。
③すのこマット 2つ折りタイプ
値段はシングルで7千円~の相場感。2つ折りだけでなく4つ折り(山状になる)タイプもある。パタッと平たくして畳むこともできるし写真のように三角状にして布団を上にかけ干すことも可能。短所はロール式のスノコよりはやや場所をとること。
購入ポイント
- 桐の木材を使用している
- 低ホルムアルデヒドの造り
- 折り畳める(収納できる)
- 三角にして布団を掛ける(干す)ことができる
- 予算は1万円以下
こちらが今回購入した桐すのこです。
桐(きり)素材が重要な理由
スノコを選ぶときにチェックしておくべきポイントに素材があります。もちろんその素材は木材になるわけですが特に桐(きり)を使用したものがおすすめです。
天然木材には湿度が上がると湿気を吸収し湿度が下がると水分を放出する「調湿効果」があり、桐(キリ)は昔から箪笥にも使われている調湿効果の高い木材として知られています。
カビは温度が20度以上、湿度が70%以上の環境を好といわれています。桐は湿気のあるところでも腐りにくい性質なので、コケや細菌が、繁殖しにくい材質です。
カビは黒く汚い見た目になるだけでなく、空気中に胞子を撒き散らしてどこにでも発生してしまうのでカビはアレルギー因子のひとつとされてアトピーの原因となる恐れがあります。
住まいがシックハウスになっては大変ですよね。 ただのカビと思わず普段からカビ対策をしっかり行うのが肝心です。
安全性をチェック(低ホルムアルデヒド)
木材のチェックをした後は、商品の安全性も確認しましょう。以外と見落としてしまいやすいのが塗料の素材。
公的な外部検査機関の試験を行い低ホルムアルデヒドの審査が行われているかも確認しておくとより安心です。
購入したすのこマットは塗料を使用しておらず、ホルムアルデヒド含有量が国内基準をクリアしている記載がありました。
ニスなどの塗料を使っていないので木材はそのままの木の触り心地です。
フローリングを傷つけない仕様になっているか
フローリングの上に木材を直に置くわけなので、人間の体重やスノコを移動させるときにフローリングを擦る動きが必ず発生します。
張替えや修復などが容易ではないフローリングに傷がついてしまうのは防ぎたいもの。
購入した商品には床に触れる部分にEVA樹脂のクッションテープが貼ってあります。
傷防止だけでなく滑り止めの効果もあるのでスノコがより扱いやすくなります。
EVA樹脂は靴底やジョイントマットにも使われる環境にやさしい素材
購入したすのこ(簀子)マットで布団を干す方法
商品ページには3STEPで折りたたみや収納が可能と書いてあります。
実際にやってみたところ、その通りの手順でした。個人的に各STEPで気付いたことを下記にまとめてみました。
step
1持ち上げる
中央の折り目付近の両側のすのこを持ち上げて山折りにする。
※女性でも持ち運べる重さとはいえ木であることに変わりません。(セミダブルの場合約8kg)
それなりの重量はあるのでなるべく両手で持ち上げることをお勧めします。指を挟んだり怪我を防ぐためにも丁寧に持ち上げましょう。
step
2マジックテープで固定
足元付近にある黒いマジックテープを止めて、山の角度を固定する。
※マジックテープで止めなくてもスノコ自体は自立できるので、手を離した途端に倒れることはなさそうですが布団を上に乗せる場合はマジックテープ必須でしょう。
step
3持ち上げる
両サイドのマジックテープを止め、すのこが安定しているかを確認する。
※この2本のマジックテープだけで本当に大丈夫なのか!?と最初は不安でしたが意外と大丈夫です(笑)。ただ、マジックテープにホコリなどのゴミがたまらないように気を付けたいとは思いました💡
購入したすのこ(簀子)マットの注意点
筆者は今回初めてスノコを扱ったので、この商品だけでなくスノコ全般に言えることかもしれないのですがスノコマットを使用するにあたり気を付けるべきポイントを発見したのでまとめてみました。
スノコと長くお付き合いするにあたり、参考になれば幸いです。
ココに注意
スノコの角に足の小指をぶつけると意外と痛い
口コミにも多く書かれていた内容。正直「スノコの角に足ぶつけるとかおっちょこちょい過ぎるでしょ」と思っていました。実際慣れるまで見事に頻繫にぶつけました(笑)
スノコの上に布団がかかっていると特にスノコが見えづらいので、スノコの角がどこにあるのかわからずうっかり近づきすぎてぶつけるのです。
スノコを床に敷いた後は周辺を歩く際気を付けましょう!
ココに注意
慣れるまでスノコをたたむときに指を挟んで痛い思いを何度かしてしまった
先ほどスノコを山折りにする際の3STEPの箇所でも書きましたが、畳む際は怪我をしないようにしっかり手を添え、手先を注視し作業した方がいいです。
スノコは木材とジョイントの金具だけでできており、思いのほか簡素な造りです(それが湿気対策にはいいのですが)。よそ見しながら作業すると怪我しちゃうかも。
ココに注意
ダブルはシングルを2つ並べるだけだった
注意点というほどではないのですが、あえて書いておきます。
この商品はシングル・セミダブル・ダブルの3種類があり私はセミダブルを購入。写真からセミダブルは幅の広いスノコ板でできているのだろうと想像していたのだが、実際はシングル×2個で届きました。
ただし、使いにくいということはありません。布団を分割して干すこともできるし全く支障無し。
セミダブル以上を購入する方、箱を開け組み立てるときに一瞬(???)となるかもしれませんが、きっと大丈夫です。
まとめ
人間は寝ている間にコップ一杯分の汗をかくと言われています。毎日コップ1杯分の汗をお布団が吸収していたら間違いなくカビますね。。
さらに夜間体温で温まった布団の内側と冷えたフローリングの間で結露も生じます。
フローリングと布団の間にスノコを1枚敷くだけで空気が通るようになり布団を湿気やカビ、ダニから守ってくれる日本の知恵「スノコ」の偉大さを知りました。
スノコマット使用後は布団に湿気がたまることなく快適な寝室になっています!
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