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【しまうまプリント】のフォトブックと【しまうま出版】のフォトブックは何が違う!?

1冊500円未満で気軽にフォトブックが作れる「しまうまプリント」。最近メニューの中に「しまうま出版」フォトブックサービスが追加されました。
今までのフォトブックと似ているけれど具体的に何が違うのか、実際に検証してみました!

 

「しまうまプリント」のサービス内容を解説!



ECサイトに特化したフォトブック販売サイトで、写真を選んで編集するだけで、簡単に1冊198円~からフォトブックを作成できるサービス。
文庫・A5スクエア・A5・A4の全4サイズ、どれも手に取りやすい小ぶりなサイズ展開で保存もしやすい。
特にしまうまプリントは正方形スクエアサイズのフォトブックが作れるのが魅力的です。
(一般的にはA4タテが多いので、このラインアップは嬉しい💗)

最小ページ数は24P~、印刷の仕上りはライト・スタンダード・プレミアムハードから選択可能になっている。

フォトブックのサイズページ数価格(仕上がライトの場合)
文庫本(105mm × 148mm)24ページ~198円~
A5縦(148mm × 210mm)24ページ~598円~
A5正方形(148mm × 148mm)24ページ~298円~
A4縦(210mm × 280mm)24ページ~998円~

印刷の仕上げのグレードはこんな感じ。選択した仕上りによって価格帯も変わってくる。
※ハードカバーはライト非対応

仕上りページ数内容
ライト(ソフトカバー)カバー:巻きカバー/中表紙無地
印刷:レーザープリンター4色(CMYK)
表紙:マット系アート紙(マットコーティング加工)
本紙:マット紙
レーザープリンターをつかったマットな仕上がりの印刷
スタンダード(ソフトカバー)カバー:巻きカバー/中表紙印刷あり
印刷:デジタルオフセット6色
CMYK+LC(ライトシアン)+LM(ライトマゼンタ)
表紙:グロスコート紙(マットコーティング加工)
中表紙:グロスコート紙(マットコーティング加工)
本紙:フォトラスター紙
半光沢の写真専用用紙を使った6色印刷
プレミアムハード(ハードカバー)カバー:ハードカバー
印刷:インクジェットプリンター7色
CMYK+PC(フォトシアン)/PM(フォトマゼンタ)/Gray(グレー)
表紙:プレミアムマット紙(マットラミネート加工)
本紙:プレミアムサテン紙
ハードカバー。中の紙には高級感のあるサテン紙を使用

グレードが上がるごとにインクの色数も増えていくので印刷の質はUPしていく。レーザー印刷でも十分キレイに仕上るけれど写真のプリントにこだわりたいならスタンダードの6色がオススメ。

もし複数冊作る時に不安だったら、試しにライトとスタンダードで1冊づつ作ってみて違いをチェックするのもアリかもね☆

 

「しまうま出版」のサービス内容を解説!



しまうまプリントのサイトの中のメニューの1つとして、【しまうま出版】というサービスが追加されました。
従来メニューのフォトブックは家族のフォトアルバムやウエディングフォトアルバムなど記念写真をブックにする方も多いのかと思います。(レイアウトとかもアルバムっぽいデザインが多い印象だし)
そこから差別化するかたちでよりクリエイター向けのサービスとして『しまうま出版』が切り出されているようです。
1冊から低価格で自分だけの冊子を作成可能という点はしまうまプリントと変わりません。

気軽にオリジナルの詩集や絵本、写真集などを作ってみることができる、

でも、これって「しまうまプリント」でもできるじゃん。。!?👀

ってことで、何が同じで何が違うのかをみていきます!

サイトの中では「しまうま出版」メニューが「漫画」「イラスト」「写真集」と分類されているけれど、正直分かりにくいので「しまうまフォトブック」と同じような形で表にしてみました。
サイズ展開はしまうまプリントに1つプラスしてB5サイズがある。(※A4サイズだけ縦サイズが違い、正規A4サイズになっている)

フォトブックのサイズページ数価格(仕上エコノミーの場合)
文庫本(105mm × 148mm)12ページ~270円~
A5縦(148mm × 210mm)12ページ~336円~
A5正方形(148mm × 148mm)12ページ~286円~
B5(182mm × 257mm)12ページ~398円~
A4縦(210mm × 297mm)12ページ~448円~

最小ページ数は12P~で4ページ間隔で作成可能。綴じ方向も左右選択可能。

印刷の仕上りはエコノミー、プライムから選択可能になっている。ここが重要で、イメージとしてはまず印刷グレードを決めてからサイズやページを決めていくフローになっているのがしまうま出版。
印刷グレードは2種類。エコノミーはフルカラー4色刷り、プライムはフルカラー7色刷り

左:エコノミーグレードで印刷 右:プライムグレードで印刷

拡大すると結構違う。やっぱり4色より7色印刷の方が階調がきめ細かくて綺麗だな。3色分の違いはありますね。

グレードによって選択できるその他オプションやサイズが変わってくるので詳細はサイトの詳細ページ
で確認してね。

 

仕上りページ数内容
エコノミー巻カバー:マット紙
表紙:マット系アート紙
本身:マット紙
・4色CMYK(おそらくレーザー印刷)
プライム表紙:プレミアム光沢紙(PP加工仕上げ)
本紙:プレミアム半光沢紙
・4色CMYKに加え、PC(フォトシアン)、PM(フォトマゼンタ)、Gray(グレー)の7色のインクを使用した印刷
・PPT加工はクリアorマット選択可

色をたくさん使用しているイラストや絵、写真のブックや画集を作るのであれば間違いなく7色印刷のプライムグレードを選択すべきだと思う。
エコノミーは文字が多めの小説や漫画などにおすすめな印象。

 

結論:「しまうま出版」にしかないポイントは?

PPT加工や巻きカバー等オプションサービスとの組み合わせも色々あるので、しまうまプリントのフォトブック
と全く同じ土俵で比較することが難しいのだが、たとえ1冊だとしても可能な限りこだわりを出してみたいのなら、しまうま出版の方がオプションサービスが多いのでおススメです。


「しまうま出版」でしか出来ないPOINT

  • B5(縦)サイズがある
  • 綴じ方向を左・右で選べる(漫画メニューは右綴じのみ)
  • 最小12ページから4ページ単位で増やせる
  • 7色印刷(CMYK+シアン+マゼンダ+グレー)が選べる
  • 巻きカバー(本を保護するカバー)のデザインを変えることが可能
  • 「しまうまプリント」のロゴが付かない
  • 巻きカバーをPPT加工するか選べる

販促物として制作したい際、「しまうまプリント」のロゴが付かないポイントはかなり重要かも。!

逆に、上記に特にコダワリがなく、とにかく格安でブックをつくってみたい!ということであればしまうまプリントのフォトブック
で十分お気に入りのブックができると思われマス!

そうそう。あと、編集内アプリで使用できるフォントの種類も若干違うようです。

シリーズ取扱いフォント
しまうまプリント

リュウミン(ボールド・レギュラー)、中ゴシック、見出しゴシック、じゅん201

しまうま出版

リュウミン、アンチックゴシック、ゴシック、丸ゴシック

うーん。。ぶっちゃけ、いずれも最低限のフォントしか用意されていない感じ(;^_^A。

フォントにこだわりがあったり、テキストを自由に配置したいのならば、illustratorやphotoshopでデータを作成しjpg化したものをアップロードする方がいいかも。高画質データであれば印刷解像度も問題ないです。

結論ですが、!

オンデマンド印刷などのZINEや小冊子印刷サービスは調べるといろいろあるけれど、最低50部~とか、1冊からOKでも冊あたりのコストが数千円~数万円とかなり高価格になってしまうので、「まずは製本で自分の作品がどんな雰囲気になるのか試してみたい」という方には1冊1000円前後で制作できる「しまうま」サービスはもってこいだと思いマス!

みなさんの参考になれば嬉しいです。

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