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ポルトガルの微発泡ワインが美味しい!1000円以下でも買えるヴィーニョ・ヴェルデを紹介

微発泡ワインを探して何気なく購入していたワインが裏ラベルを見たら、なんと!全部ポルトガル産でした!(笑)
今回は最近飲んだ美味しいポルトガル産ワイン(白ワインの微発泡)をメモしていきます。

 

ポルトガルワインの特徴

イベリア半島に位置し、スペインと国境を接するポルトガル。ワイン造りの歴史は古く紀元前2000年頃から行われており、この土地は12世紀までスペインの支配下にあったため、ワインづくりもスペインを踏襲してるのだそう。

 

ヴィーニョ・ヴェルデ(微発泡)がオススメ!

ポルトガル産の「ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)」と呼ばれる微発泡ワイン(白)があることを最近知りました。
スパークリングワインほどシュワシュワを求めていないけれど、ちょっと爽やかな気分で白ワイン飲みたいな、という気分の時にピッタリだと感じました。そう、たとえば初夏や梅雨の季節、遅めの午後なんかに特に飲みたくなりそうな味ですね。

ちなみに私は炭酸飲料大好き人間なのでもちろんスパークリングワインも好きなのですが、たまに泡が強すぎると感じてしまう時がある。だから厳密にいうと弱炭酸飲料大好き人間なのかも。こんなタイプの方にもおすすめしたいワインです。

さて、ヴィーニョ・ヴェルデ(通称:緑ワイン)の細かい説明は下記参照下さいませ。

ポルトガル北部のミーニョ地方(ヴィーニョ・ヴェルデ)で生産される、微発泡の若いワインがヴィーニョ・ヴェルデです。ヴィーニョヴェルデ(Vinho Verde)を日本語にそのまま訳すと「緑のワイン」という意味になります。
“緑ワイン”とはいうものの、“オレンジワイン”のように見た目がオレンジ色をしているからそう呼ばれているというわけではありません。ポルトガル語で「vinho」はワインを意味し、「verde」は緑やフレッシュといった表現を含み、直訳すると“緑のワイン”となります。その名前の通り、完熟前のブドウ(緑のブドウ)を用いて醸造されるのが最大の特徴です。ヴィーニョ・ヴェルデに使用されるブドウは、通常のものよりも1カ月から2カ月ほど早く完熟する前に収穫されます。そのため、発酵途中で発生する気泡がワインに残りやすく、微発泡ワインよりもさらに弱い泡を感じることもある低アルコール度数の飲みやすく爽やかなワインとなっています。
引用元【ENOTECA

「緑ワイン」と言われる理由が分かりましたでしょうか。参考までにグラスに注いだヴィーニョ・ヴェルデの写真が下記です。

一般的な白ワインよりちょっと薄緑色ですよね。

値段も1000円前後のものが多く、日頃のお家ワインとしても気軽に飲めますしちょっとしたお持たせにもいいかもしれません。

 

飲んで美味しかった微発泡ポルトガルワイン

実際に飲んでみて、またリピートしたいと思った微発泡ポルトガルワインを紹介します。
(まだまだ数が少ないので少しづつ更新予定!)

エスカパーダ ヴィーニョ・ヴェルデ

カルディで買ったワイン。(ESCAPADA Vinho Verde)近所のお店で買えるので何のかんのと一番購入本数が多いかも。
葡萄品種は、トレイシャドゥーラ、ロウレイロ、アレント、アヴェッソのブレンド。
味はちょっぴり酸強めなので、サバ缶やオイルサーディンと一緒にするとさっぱり感がよい方向に!

【お酒】エスカパーダ ヴィーニョ・ヴェルデ(白) 750ml[ポルトガル]

 

ガタオ・ヴィーニョヴェルデ

猫好き筆者のハートを居抜きジャケ買いしたしたワインが飲んでみたら味も美味しいというダブルで嬉しいワインでした。
微発泡の心地よい泡と後味にほんのりと残る苦味はなんとなくシードルのような感覚。アルコール度数も9%とやや低めなのでついうっかり飲み干してしまいそうに(笑)!

近所の酒屋さんでは1,000円でしたが(それでも安い)、ネット通販ではまとめ買いすると800円台で買えようだ。

最近猫のイラストデザインが変わってしまいました。

わたしはこのちょっぴりキモカワな感じのネコイラストが好きだったのですが、、もっとオシャレな感じになってます。(ワインの味は変わりませんがw)

 

ヴィーニョ・ヴェルデ・ヴェルデガ・ブランコ

ワインの試飲会で出会ったワインですが、こちらも記憶にのこりやすいニワトリの絵が可愛いラベル!
酸はそれほど感じなく、さっぱり&まろやかという印象でした。バランスがいいので我が家では出番の多そうな味。
ちなみに、絵の雄鶏は「ガロ」と呼ばれ、ポルトガルでは「奇跡と幸せを呼ぶ鶏】」のシンボルだそう。吉兆な絵柄なのでお持たせにも良さそう!
葡萄品種はローレイロ40%、アリント30%、トラジャドゥーラ30%とのこと。

 

アンジョス・デ・ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ


(Anjos de Portugal Vinho Verde)
スーパーのマルエツで900円程で売っているのを発見したので即買い。
写真を見ても分かるようにワインがきれいな薄緑色をしています。
シトラスの若々しくフレッシュな果実味、生き生きとして繊細マイルドめな酸味が特徴です。クセが無くて飲みやすい味なので、氷を一個いれて冷やしめで頂くのがオススメ。

サクラアワード【金賞】受賞!!日本で活躍する女性スペシャリストが審査員を務める[サクラアワード 2019]にて見事金メダル獲得したそうです。👀

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Anjos de Portugal(アンジョス・デ・ポルトガル)
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キンタ・デ・ゴマリス ロウレイロ

ヴィーニョ・ヴェルデのワイン。(QUINTA DE GOMARIZ LOUREIRO)
葡萄品種はロウレイロ100%。シトラス感たっぷりで口の中がリフレッシュされる爽やかな味!(写真撮り忘れてました。。)

 

ノルテ・ヴィーニョ・ヴェルデ

この味で1000円以下!かなりの高コスパだと思いました。酸は優しめでフルーティーな香り♪
ラベルはヴィーニョ・ヴェルデの場所が分かるポルトガル地図。お洒落で勉強もできちゃいますw。なーんてね。

 

カザル・ガルシア


なんと近所のスーパー西友で1000円ぽっきりで売られていました。近所でも気軽に買えるのは嬉しいです。アサヒビールから発売されているからでしょうか。酸も果実味もちょうどよく無難なバランスなので誰でも美味しく飲める気がします。ピクニックに持っていきましたがあっという間になくなりました!

 

あとがき

ポルトガルのワインで最初に浮かぶ名前というと「王様の涙」ってやつ。スーパーやコンビニでは400~500円台で売られているので目にする機会も多いものですが、正直私はあまりリピートしたいと思う味ではありませんでした。なのでポルトガルワインと聞いてもピンときてなかったです。(ごめんなさい)


ですが、今回こういった美味しくて爽やかなワインがたくさんあることを知れてよかった!!微発泡系のワイン(しかもお手頃価格)は一般のお店でなかなか見つけづらいので今後も楽しんでいきたいと思います。

そして好みは分かれるのかもしれないですが、微発泡ワインはどれもスクリューキャップなのが個人的には楽だし嬉しい!
「結局どうせ1回で飲み切ってるじゃん」という声も聞こえてくる気がしますが(;^_^A、スクリューキャップは「ちょっとグラス1杯だけ飲みたいのよ」という気分の時にも気軽に開けれるのでやっぱり好き。

 

お料理とのマリアージュを楽しんでみたい!

微発泡ワイン、特に緑ワインは海鮮と相性がよいといわれており現地でも魚介系の料理とあわせることが多いようです。(ポルトガルはソウルフードでイワシ料理があります)
なので、日本料理全般はもちろんのことお寿司や刺し身にも相性バッチリ。特にイワシやサバなど青魚系と合う気がします。

▼合いそうな料理を考えてみた

 

こうなったらポルトガルに行きたいぞ!

お酒や料理が美味しいと、やはり実際に現地へ行きたい気持ちが膨れ上がるもの。
ポルトガルは世界で初めて原産地呼称管理法を制定した国だって知っていましたか?
もともと先進的な意識が高いポルトガルではEU加盟後EUの支援で最新のワイン製造技術を取り入れたことから、更に急速な進化を遂げているそうです。

ブラガの街並み

 

日本からポルトガルへの行き方

日本からポルトガルまでの直行便はないようなので、ヨーロッパ各地を経由して例えばリスボンまでだと約17時間かかります。ちょっと長旅かしら。
パリ、ロンドン、フランクフルトなど主要都市から乗り継ぐフライトになるので、ポルトガルとどこか別のヨーロッパ国をまとめて観光するのもアリかも。

航空会社

KLMオランダ航空、ルフトハンザドイツ航空、エールフランス航空、ブリティッシュエアウェイズ、ターキッシュエアラインズなどが就航しています。

ヴィーニョ・ヴェルデのワインが作られているのはポルトガル北西部。ポルトガル北西部にある大きな空港はブラガ(Braga)なので、この辺りを起点に観光するのもいいかもしれません。

Expediaでブラガ旅行ガイドを検索!

ただ、メジャーなポルトガルの空港はリスボンポルトになるので乗り継ぎのバリエーションを増やしたいなら、飛行機でリスボンorポルトに行き、そこから電車などでブラガに行くのが良さそう。
ちなみにポルトからブラガへ電車だと1時間ほどで着く距離みたいです!(ポルトの方がリスボンより北西部に位置している)

ヨーロッパの鉄道チケットが日本から買える「レイルヨーロッパ」で事前にチケット予約しておけば現地でスムーズです。

 

ポルトガルのワイナリー見学をするには?

ポルトガルへ旅行する際には是非時間をつくってワイナリー見学なども楽しんでみたいですね!
オプショナルツアー専門サイト「VELTRA」でポルトガル(場所は主にポルトとリスボン)のワイナリー見学込みのツアーを予約することができます。

ポルトガルのワイナリー見学ツアー

海外現地オプショナルツアー・アクティビティの予約サイト 「タビナカ」ではワイナリーツアーは現時点でありませんが、リスボンの街中見学ツアーがありました。
バッとメイン観光地を短時間で回りたい時におすすめなツアー。
ポルトガル現地ツアー

 

ちなみにヴィーニョ・ヴェルデのワインが作られているのはポルトガル北西部。ドウロ地方とミーニョ地方間の指定エリアでのみ生産されるワインが「Vinho Verde」と呼ぶことが許されているそうです。

赤く囲ったあたりが産地

なるべくヴィーニョ・ヴェルデにこだわってワイナリー見学したいなら、ポルト側でツアーを探すのがいいかもしれません。

好きなワインを知るとその場所にも興味が出てきますよね。点と点を結んでいきながら、どんどん線にしていきたいと思います!


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