自宅の庭に切り株を発見。。DIYで撤去してみたのでその手順と注意点を記録、まとめてみました。
※失敗ありの完全独学なので、記載していることが必ずしもおすすめではありません。というか大変だったのでオススメできません!
こんな大変だったけどナントカ出来たよ♪ということをお伝えできれば嬉しいです。
中古戸建ての庭に複数の切り株を発見!
庭付きの戸建てに引っ越し、念願のお庭に「あれを植えよう♪これを作ろう♪」と夢が膨らむばかりのなか、さっそく第一関門が登場しました。
それは「切り株」の存在!その数なんと4個。いずれも恐らく10年程の樹齢だったと思われる樹木の切り株でした。
まぁ、見た目は小さめだし、たった4個!と無知な私はこの時は思っていた。
まさかこんなに切り株の除去が大変だったとは。。。知る由もありませんでした。💦
玄関先の記事でも書いたように、空き家期間がやや長かった(といっても1年くらい?)ため、雑草ボーボーで地面の状況が分かりにくかったのですが、雑草除去をしている中で複数の切り株を発見しました。
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切り株の放置が危険な理由
切り株がちょっとあってもそんなに問題ないだろう~と思った方いませんか?
私もそう思っていました。
ところが、森や林など広~い自然界のなかではともかく、狭い家の敷地内にある切り株は害しかないと言っても過言ではありません。
切り株を放置してはいけない理由をまとめてみました。
ココが危険
- 木や根が腐ってシロアリなど害虫の餌になる
- 腐り根っこがあった所が空洞になり地盤沈下の原因になる
- ガーデニングをする時に根が邪魔になり計画通りに進まない
- 切り株につまづいて転倒・怪我する危険がある
参考:お庭きれい相談室
切り株撤去はDIYでも可能!
一般的に切り株の撤去は業者さんへ依頼するようです。ただし、我が家では引越し直後でなるべく大きな出費をしたくなかったこともあり、とりあえずやれるだけのことを試してみて、お手上げだったら業者を呼ぼうということになりました。
幸いにも体力にはやや自身があるということと、我が家にはキャンプなどで使う鋸などの道具も何種類かあったのでなんとかなりそう!?というノリでした。
(後ですごーく後悔。。)
さて、自力DIYで伐根を行う方法は1つしかありません。
切り株の周囲を掘り起こし、無理やり引き抜く方法です。
今回はその手順を今後のためにもメモしておきます。
手順1:切り株の周りのスペース確保
切り株の周りにはいろんな植物が生えていたり、花壇のレンガがあったりするかもしれません。
切り株は地上にでている部分の面接の数倍も広く根を張っているので根を掘り起こすためには、けっこう広めのスペースを大々的に掘り返すことになります。(土木工事でもしてるんか?って光景になりますw)
イメージとして、地表に出ている切り株直径が15㎝くらいだったとしても、根っこの範囲は直径1メーター程だったりします。しかもその根は絵にかいたようにキレイに放射状に伸びているわけではありません。ガンジガラメのヒッチャカメッチャカ状態です😨。。
大切な植物が近くに植わっている場合は、巻き添えになってしまうので、事前に避難させておきましょう。
手順2:切り株の周りをひたすら掘る
切り株の周りを大きなスコップや小さなスコップを使い分けながら掘り進んでいきましょう。
ここである程度根の広がり具合の全容を知る必要があります。
木の種類によって根の張り方は深いものから浅く広いものまで実に様々。その特徴を見ながらどこまで掘る必要があるか確認しましょう。
根の間にびっしりとハマっている土や泥、小石なども綺麗にスコップで外していく。ちょっと面倒だが、そうすることで根の太さがちゃんと分かる。
そして伐根中に小石が飛んでくるなどの危険も減らせます。
しかし、、詰まっている土を取り除いていくと、なんだかまるでエイリアンのような。。
根って思ったより凄い太いし細かく複雑に張り渡っているんですね。。
手順3:細かい根を切断
伐根といっても、正直なところスポッ!と根が大根みたいに抜けてくれるわけではありません。
主根は取り除けたとしても、細かい根っこは一度には抜けないので一旦切断していくことになります。
根の大本部分が出てきたら大型のハサミか、ノコギリで切断する。一気にはできません。ちょっとずつちょっとずつ切り進んでいく感じ。
土に埋まっている根は非常に水分を多く含んでいるので想像以上に重たく、湿っている木は乾いている木と違って切断に手間取ります。
最初の段階で無理やり引っ張ってみても、ビクともしない。むしろ腰を痛めるだけなので、ここは一番根気のいる仕事だとおもって観念しましょう。
手順4:主根を抜く
ほそい髭のような細かい根たちを切断していくとようやく主根(根といってもほぼ木みたいなもの)が揺らぎはじめ抜けそうな気配がしてきます。
ここはノコギリだけでは気が遠くなるような作業になるので鉈(ナタ)の登場。ガッツガッツと叩き切っていく。腕が既にすごい疲れている。。汗ダラダラだし、確実に翌日以降の筋肉痛決定!!
鉈がなかったら本当にできない作業でした。
手順5:抜いた後の穴を埋める
伐根できたーーーーー!!!!😃
抜いた後に残るでっかい穴ぼこはそのままにすると見た目も悪いですし、雨水などが溜まってあまり宜しくありません。
回りに山積みになっているだろう土を戻して軽く均し、しばらく置いておきましょう。
問題なさそうであれば何を植えてもよし!ようやくガーデニングにとりかかれます!
手順6:抜いた根を処分する
伐根しただけではこの作業、終わりではありません。次は切り株の処分。
さて、抜いた切り株と根はかなりの重量と量!これをこのまま普通の燃えるゴミとして捨てることはできません。私は住んでいる自治体のゴミ相談窓口に電話してどうすればいいのかを尋ねました。
市町村や自治体によってゴミの対応は違うので迷ったら聞いてみることをおすすめします。
我が家では相談時にいただいた回答を元に、しばらくそのままにして乾かしてから切断できそうな部分は更に細かくし、町のゴミルールに基づいて破棄しました。
文章に書くと簡単にみえるのだが、、じつは庭からこの切り株たちが庭から完全にいなくなくなるまで2ヶ月近くもかかってしまいました。。
切り株を伐根して分かったこと
結論。
非常に大変なので自力での伐根は他人にオススメしません。
よっぽど「体力に自信がある」「数日かかってもいいから自分の力でやり抜きたい」という方ならやってみても良いのかなと思いますが、普通の一般的な体力の方の場合男性であってもほぼ不可能な作業と言えるでしょう。
作業する前に切り株周辺に配管が埋まっていないことを必ず確認してください。(スコップ等で配管を傷つけないよう注意すること)
今回の切り株の太さがどれも直径20cm未満と細めだったのにも関わらず、かなりの労力でした。
自然の力、植物の力には感服するしかありません。👏
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一番オススメなのはやはり業者に依頼すること。素人が切り株を抜くのはかなり大変です。
しかし、さぁ、業者に頼むぞ!といっても、どこに頼めばいいのかピンとこないな。昭和の時代だったら電話帳で地元の業者を探すのでしょうけど、今は自宅に電話帳も無いお家多いですよね。それにやっぱり相場感を知りたいしボッタくられないか不安にもなります。
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がおすすめです。
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地味に苦労したのが切り株の処分だったので、まとめてマルッと頼めるのは心強いと思う。
日本全国に展開しているのでネットから申し込みができますし、無料で見積りも可能。現場の状況によって料金が変わりやすいサービスなのでまずは見積をとって適格な値段を確認してみるといいかもしれません。
我が家でも次回切り株問題や、庭木の伐採が発生したら、体力的にもうDIYは無理なので(;^_^A、ここに頼んでみよ。
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