金曜日に午後休をとり、金曜半日~土曜日午後くらいの時間を山梨県甲府で過ごすというプチ弾丸ひとり旅をしてきました。
山梨県甲府を旅するのが楽しい理由
山梨は、甲州ワイン、歴史、果物、温泉、美味しい食事と必要なものが全部揃っており、且つ東京から近いので大好きなエリアのひとつ。
特に勝沼~甲府エリアには日帰りでも行けますし、何と言っても車を使わなくても楽しめるので免許を持っていない筆者にはもってこい!
今回の旅行、あまり予定を詰め込みすぎずにのんびり巡ることをテーマにしてみました。でもガッツリ楽しみますよ!!
甲府は、甲州ワイン、歴史、果物、と見どころが沢山ありしかも東京から近く、好きな街のひとつ。定期的に自然と訪れています。
今回の私の旅の目的は、「甲州ワイン、歴史、果物、温泉、美味しい食事」に行くこと!
では早速!旅の工程表を!
旅のしおり
□1日目(甲府駅14:30着)
- 武田神社
- 武田信玄公の墓(土屋屋敷跡)
- 甲府駅で買い出し
- ホテルチェックイン・温泉
- 夕食(外食)
- ホテルでのんびり・就寝
□2日目
- ホテルチェックアウト
- サドヤ ワイナリーで見学・試飲
- 甲府駅→帰路
1日目(半日)
東京から出発!
13時過ぎに都内を出て、そのまま甲府へと向かいます。
ちょうどお盆の時期と重なっていたため、特急あずさ・かいじの(指定席)事前予約をしておきました!
駅の券売機からでも予約可能ですが、私はえきねっとで予約。ネットから予約できるので仕事のお昼休憩中にゲット♪予約は30日前から可能となります。
席は富士山が見えやすく景色がよいDC側の窓際席を予約できました。
これで席確保!安心して特急電車の中でお弁当食べれます🍺(笑)。
E353型のあずさ。縦長のちょっとイカツイ顔つきの最新車両。そのイカツイフォルムとは逆に社内は快適。座席周りは適度なスペースがあり、ほとんど揺れ・振動もないので飲み物も安心しておけます。
電車の中でお昼ごはんを済ませ、快適に1時間半ほどで甲府に到着!
甲府駅でレンタサイクルを借りる
早速近場でレンタルサイクルを借りに行きます!
甲府駅から武田神社までは徒歩で30分。歩けない距離ではないが真夏なので避けたいところ。もちろんバスもありますが、時間に縛られるのは好きではないので気ままに移動できるレンタルサイクルは、車運転できない身としては神器に値します!
山梨県甲府駅のレンタサイクル
概要
利用料
・電動アシスト自転車1回500円/日
・子ども用普通自転車1回300円/日
時間
午前9時から午後5時(返却時間)まで
設置場所(甲府駅周辺のホテル等がスポット)の最新情報は公式サイトで事前確認しておきましょう。
レンタサイクル貸出場所はコチラ
サドヤ ワイナリーでレンタルしようと思ったのですが2019年からは貸出スポットになっていませんでした。そのため、甲府駅のほうへ戻り「ホテルニューステーション甲府」でレンタル。
手続きは10分ほどで完了。レンタル料金は前払いです。では武田神社へGO!
レンタサイクルで武田神社へ
駅から大通りをひたすらに真っすぐ進むと突き当りに武田神社があります。
途中からやや勾配があるので、電動アシストのありがたみを感じずにはいられない。
武田信玄公に仕えていたご先祖様をもつと代々言い伝えられている我が家にとって、武田神社は言わばパワースポット。
今は神社ですが、武田勝頼公の時代まではここがお城の役目を果たしていたエリアです。
アクセス:
武田信玄公墓所(たけだしんげんこうぼしょ)
歴史好き必見の場所の一つ。
とても見た目地味なのでみんなが行って楽しめるスポットではないかもしれませんが、不思議と威厳を感じる空間です。
概要
天正元年(1573年)信州伊那駒場で病のため53歳の生涯を閉じた武田信玄公は、その後の混乱を避けるため死を3年間秘密にするよう
遺言を残し、死を隠していたその3年間はひっそりと家臣である土屋家の屋敷内に葬らえていたといわれているのです。
やまなし観光推進機構
たしか黒澤監督の映画「影武者」でも冒頭で信玄公の遺体を大甕にいれてこっそりと埋葬するシーンがあったと思います。まさしくそれが、この場所ということか!
現在はすっかり住宅街となっているこのエリア。とても静かな場所なので、思いを馳せ静かに手を合わせてまいりました。
アクセス:
甲府駅からすぐ!甲州夢小路エリアで夕食
夕飯は甲府駅から徒歩3分の甲州夢小路内にある山梨レストラン メリメロ (meli-melo)にすでに決定していました。
山梨産の野菜やお肉・甲州ワインとのペアリングが楽しめる地産地消をコンセプトにしたイタリアンです。
以前甲府旅行をしたおり、ランチに行こうとしたら満席でリタイヤ。。しかしどうしてもワインと甲州ワイン牛が食べたかったのでその場でディナー予約。夕食に再訪し
とても美味しく楽しいひと時を過ごせたのがいまでも記憶にしっかり残っているためです♪
おひとり様でも心地よく居させてくれるお店って本当に素敵✨
席数も少なく、かなり人気なお店なので念のため事前に食べログで席だけ予約。これで食いっぱぐれの心配もない!
お料理はどれも美味しく、ちょっとしたひと手間が光っていました!
ドライトマトそのものがそもそも美味!!こんなフルーティーなドライトマトはじめて食べたかもしれない。
鮪の握りみたいに見える品、実はパプリカなんです。想像を超えた美味しさでした!
小淵沢のオーガニック野菜を中心に県産の旬野菜を使用しているそうで、その他のお料理もとにかく野菜の味わいが濃くて味付けも絶妙。
どうしても山梨牛が食べたくて、メニューを見ながら悩んでいたら食べ比べの品を"おひとりさま"サイズにアレンジしてくださいました。
甲州ワインビーフと黒毛和牛甲州牛。早口で言われたらどっちも同じに聞こえてしまいそうだけれど、お肉の見た目は全く違います。
お肉の色味も食感も味わいも、こんなに違うとは!牛さんの種類や食べている食材で色んな特徴が生まれるのですね。
食べ比べできてよかった!
甲府駅から徒歩圏内の温泉付きホテルへ
ホテル・宿を選ぶときのポイントは値段が安いのはもちろんのことですが、私の場合は下記の条件範囲内で宿をリサーチします。
駅から徒歩圏内
温泉あり(できれば露天も!)
一人での宿泊OK
近くにコンビニかスーパーあり
部屋にいろいろとご当地もののつまみやお酒を持ち込み晩酌するのが好きなので、地元のスーパーが近くにあったりすると幸せ倍増となる。
▼甲府行ったらよく行くビジネスホテル「ドーミーイン」
宿に戻って温泉にゆっくり浸かったら、部屋飲みタイム開始。甲府駅内のワインショップで購入したアイテム。
「山梨ぶどうサイダー(ソフトドリンク)」と「フジクレール・スパークリング濁り(スパークリングワイン)」と「まるき葡萄酒 ぎゅっとワイン ベリーA (赤ワイン)」
個人的にイチオシだったのがスパークリングワイン。フジッコ・ワイナリーが瓶内1次発酵のみでつくったスパークリングワインは、まろやかで甘口。食後にデザート感覚で頂くのにちょうど良い味わいでした。
2日目(朝~午後3時頃まで)
朝風呂してホテルをチェックアウトしたら、駅に向かう途中のカフェで軽くコーヒーと朝ごはん。
サドヤワイナリー
お腹を落ち着かせたら、電車に乗る前に「サドヤワイナリー」へ寄り”朝活ワイナリー見学”。
1917年創業(大正6年)の老舗ワイナリー。
なんと、日本で初めてワイン専用ぶどう品種でワインを醸したワイナリーなのだそうです。
敷地内には結婚式場もあり、地中海風の雰囲気が漂っている。山梨にいることを一瞬忘れそうになった異国感!
フレンチのレストランもあり(ちょうど写真右脇あたりがレストラン)こちらはだれでも気軽に利用できます。
ランチは1500円~からセット(コース)メニューがあるようです。
敷地内には小さなぶどう畑が。
代表的なぶどう品種が植わっていました。
品種別に植わっているので、粒の大きさや色味の違いを興味深く拝見。
ちょうどブドウもたわわに実っており、生の葡萄もとても美味しそうでした。
メルローやカベルネソーヴィニヨンは、ワインになってからの味しか知らないので、いつか生葡萄の味も知りたいと感じました。
見学について
利用料
お一人様1,000円(中学生以下無料)
時間
【午前】10:00~、11:00~
【午後】13:00~、14:00~、15:00~、16:00~
※満員の場合は、次の回までお待ち頂く事になります。
▼50年以上愛され続けているロングセラーのデイリーワイン「モンシェルヴァン」
元気があれば韮崎の方へ移動しハイジの村にも行きたかったのですが、山梨の盆地の酷暑にすっかり気力を失い今回は断念。
旅は無理しないのが一番!次回ゆっくり行こうと思います。
おすすめ書籍
自動車免許を持っていない筆者。でも一人旅が大好きなので、私の旅はもっぱら電車やバス、レンタルサイクルなどを利用しての移動がメインです。
ただ都外では電車とバスだけの旅はどうしても不便に感じることも多々。。
ココが不便
・公共機関のみだと行ける場所や時間が制限される。
・ふと気になった場所に立ち寄りづらい
・現地での移動が徒歩だけだと流石に疲労する
いろいろな旅行コンテンツサイトや雑誌を見ていても、「なーんだ。ここ車じゃないと行けないじゃん!」となることしばしば。そう、旅行ガイドブックは車ユーザー向けの情報が多いのです。免許所持者が増えている昨今、こんな気持ちでいたのは私だけではないはず。
そんな方に朗報!
クルマを使わない人のためのガイドブックが昭文社から発行されているのです。
国内ガイドブック「tabitte(タビッテ)」
詳しいガイド情報はもちろん、電車とバスが連動した乗換案内情報や超詳細路線MAPや荷物の預け場所がかいてあったりととっても便利。
東北編~沖縄編までエリア別に本がでています。
ガイドブック片手に旅したい方にオススメ。