年を重ねるにつれて、多くの猫を悩ませる腎臓病。我が家の愛猫も同じく。
慢性腎不全と診断されると腎臓病用の療法食を与えなくてはいけなくなりますが、我が家の場合17歳を超えた老猫のため歯や顎が弱っており成猫用のフードだと硬すぎたり大きすぎてうまく食べれません。その上味に飽きっぽく、ドライフードしか食べないので飼い主は苦労が堪えません。(´；ω；`)
ネットでいろいろ調べても、硬さや大きさまでは書いていないことが多いので、購入しいざ与えてみても数粒しか食べずに1袋無駄にしてしまうこともしばしば。。
ふと、こんな思いの方々が他にも多いのではと思い、少しでも情報の助けになればと今まで購入したフードを全てメモ📝。
私が影千代（慢性腎不全/17歳半）ですにゃ
今回は、我が家のおじいちゃん猫「影千代」さま（17歳半）の協力も頂きながら様々な腎臓病療法食を少しづつ試しながらそれぞれの特徴（成分や形、硬さ、サイズなど）をまとめてみました。
※飼い主も実際にフードを試食し、食感や香りを確かめています。感想は飼い主の感想と我が家の猫様の食いつきを合わせて書いたものです。
猫用療法食は、獣医師の診断・指導の下お与え下さい。掲載する口コミ、成分情報は参考程度に捕えてください。
猫ちゃんの腎不全療法食のポイント
腎不全の猫ちゃんがお家にいる方はきっと皆さん既に勉強をされていることかと思いますが、改めて腎不全療法フードの一番大切な3つのポイントをはじめに書いておきます。
リンの制限
ナトリウムの制限
低たんぱく質
いずれも、腎臓や肝臓にこれ以上負担をかけないための制限。腎不全療法食は通常の腎臓ケアと謳っている市販フードよりこれらの成分制限がしっかりとされているため
なるべく通常の市販フードではなく療法食を食べさせるようにしましょう。
シニア猫にも食べやすい腎臓病用の療法食
腎臓病の治療食で近くのお店でもよく売られているのはたいていロイヤルカナン(ROYAL CANIN) 腎臓サポートとヒルズ k/d 腎臓ケアだと思いますが、顎の弱いシニア猫には少し大粒で固めかもしれません。（我が家の猫様も味は嫌いじゃないけど固くて食べきれないことが多かった。）
でも諦めないで！実は療法食は他にも多くのメーカーから出ています。ただし病院や通販でしか購入できない場合が多く、今から紹介するフードも通販で購入できるものになります。
■ドクターズケア 猫用 キドニーケア
リン・たんぱく質・ナトリウムが調整されているほか腎臓の健康維持に配慮してオメガ３脂肪酸が配合されています。通常のキャットフードよりも脂肪・糖質が大幅にカットされ、自然治癒力を高めるためのたんぱく質が豊富で療養食にはピッタリといえます。
我が家ではこのフードだけであげることもあれば、飽きっぽくなった時に他のカリカリと半々にしてあげることもあります。
直径6mmほど
メリット
・120gづつの小袋包装なので、酸化劣化の心配も少なくて済むので飽きた時にも安心。
・着色料や添加物も使われておらず、天然素材だけで作られているので安心。
心配点
・価格がやや割高。
・獣医師がおすすめするキャットフードではあるものの、主原料がトウモロコシであることに不安を覚える方も多いようす。
| ブランド名 | ドクターズケア |
|---|---|
| 原産国 | 日本 |
| 価格 | 3,680円 |
| 内容量 | （480g/(120g×4袋)） |
| 成分 | トウモロコシ、動物性油脂、ミートミール、おから、全卵粉末、フィッシュエキス、フィッシュオイルパウダー、コーングルテン、フィッシュミール、フラクトオリゴ糖、γ-リノレン酸、マッシュルーム抽出物(シャンピニオンエキス)、チキンレバーパウダー、小麦粉、ビール酵母、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール) 、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄アミノ酸複合体、鉄、コバルト、銅アミノ酸複合体、銅、マンガンアミノ酸複合体、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) |
主な成分比
各成分をみていくと、高品質のたんぱく質原料を使用し、製品中のたんぱく質含量は低減しています。そしてたんぱく質以外のカロリーを高めています。
| たんぱく質 | 24.2% |
| 脂質 | 22.2% |
| 粗繊維 | 2.6% |
| 粗灰分 | 6.2% |
| 炭水化物（N.F.E） | 36.8% |
| 食物繊維 | 8.0% |
| カルシウム | 0.68% |
| リン | 0.36% |
| カリウム | 0.91% |
| ナトリウム | 0.30% |
| マグネシウム | 0.08% |
| 鉄 | 203mg/kg |
| EPA＋DHA | 0.44% |
| 代謝エネルギー | 423kcal/100g |
■ベッツセレクション 腎ケア 猫用 PPレーベル
腎不全の猫にはBUN値を下げるため（体内のゴミの排出を助けるため）活性炭のサプリメントを摂取させることが多いですが、こちらのフードには活性炭（ヘルスカーボン（R））が配合されており粒が黒っぽいのが特徴。
とっても薄いのが特徴！
慢性腎不全に配慮された特別療法食です。ポークプロテインも配合されており体力が衰えた猫に配慮した栄養バランス。
メリット
・袋にチャックがついているので保存が楽。
・穀類たん白は「国産米」のみ使用されており低アレルゲン。
・価格はお手頃価格！
心配点
食欲促進のための香料にローストガーリックオイルが使われているのが意外。猫もガーリックの匂いで食欲UPするのかしら？（もちろん無害ならなんでも良いのだが）
| ブランド名 | イースター |
|---|---|
| 原産国 | 日本 |
| 価格 | 980円 |
| 内容量 | 400g |
| 成分 | 米粉、ポークミール、チキンミール、米糖、動物性油脂、タピオカ澱粉、ビートパルプ、ビール酵母、卵黄粉末、精製魚油（DHA、EPA源）、植物性油脂、酵母エキス、チーズパウダー、鰹粉末、鰹・鮪エキス、チキンエキス、オリゴ糖、活性炭※、酵母抽出物（ヌクレオチド源）、殺菌処理乳酸菌、乾燥カモミール、乾燥ローズマリー、ミネラル類（塩化カリウム、未焼成卵殻カルシウム、食塩、硫酸亜鉛、第二リン酸カルシウム、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム）、アミノ酸類（DL-メチオニン、タウリン）、ビタミン類（コリン、E、C、ナイアシン、A、パントテン酸、イノシトール、B2、B1、葉酸、K、B12、ビオチン、D3）、酸味料（クエン酸）、香料（ローストガーリックオイル）※活性炭は、ヘルスカーボン(R)をフード100g中200mg配合。 |
主な成分比
こちらの製品は値の表示が「〇〇以上」と記載されているのが素人としては気になったりもする。（本当は上限値が知りたいのだよ！）
とはいえ、こちらも病院から試供品として貰ったので総合的には安全といえます。
| たんぱく質 | 27.0%以上 |
| 脂質 | 15.0%以上 |
| 粗繊維 | 2.5%以下 |
| 粗灰分 | 8.0％以下 |
| 炭水化物（N.F.E） | 36.8% |
| リン | 0.5%以上 |
| カリウム | 0.91% |
| ナトリウム | 0.30% |
| 代謝エネルギー | 370Kcal/100g |
■HAPPY CAT ハッピーキャット ベストエイジ10+
ハッピーキャット スプリーム ダイエットニーレ (腎臓ケア) の高齢猫用バージョン。
より小粒になっており、最初にやや塩気を感じます。直径8mm程度、厚みも5mm程度と小粒ではあるが丸っこくて硬さはある程度ある。（すごくほぐれやすいというわけではなかった。）
健康的なチキンに、厳選したナチュラル食材をバランスよく組み合わせた美味しいフードで、シニア猫の健康な代謝や消化をサポートします。シニア猫の健康維持を考えて、タンパク質、ナトリウム、リンを控えめに調理しながらもカロリーは担保している。サプリでよく摂取する緑イ貝がフードに入っているのも嬉しい。
50gのお試し試供品があるのが嬉しい。まずは試供品で猫ちゃんに味見してもらうのがおすすめ。
メリット
・グルコサミン、コンドロイチン豊富な緑イ貝を配合されている。
・尿石の抑制に配慮したpHバランス6.0-6.5で調整されており安心。
心配点
・リンが基準値内ではあるが少し高め。
・外国製にそもそも期待してないけど、袋の密閉チャックがすぐに壊れた。😨
| ブランド名 | HAPPY CAT ハッピーキャット |
|---|---|
| 原産国 | ドイツ |
| 価格 | 1,100円 |
| 内容量 | 300g |
| 成分 | チキンミール**(19%)、米粉、ポテトフレーク、トウモロコシ、トウモロコシ粉、家禽脂、グリーブス(脱脂内臓肉)、セルロース*、サーモンミール(2%)、ラムミール**(2%)、ビートファイバー*、乾燥全卵、アップルポマス*(0.4%)、塩化ナトリウム、サッカロマイセス・セレビシエ*、塩化カリウム、海藻*(0.2%)、亜麻仁(0.2%)、ユッカシジゲラ*(0.04%)、チコリの根(0.04%)、緑イ貝*(0.02%)、イースト抽出物*、ミルクシスル、アーティチョーク、タンポポ、ショウガ、カンバ葉、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム(ハーブ:0.12%)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、コリン、葉酸)、ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、その他栄養素/kg(DLメチオニン、タウリン)、天然由来トコフェロール(酸化防止剤として) |
主な成分比
各成分をみていくと、高品質のたんぱく質原料を使用し、製品中のたんぱく質含量は低減しています。そしてたんぱく質以外のカロリーを高めています。
| たんぱく質 | 26% |
| 脂質 | 15% |
| 粗繊維 | 3.0% |
| 粗灰分 | 5.5% |
| 炭水化物 | 41.5% |
| リン | 0.65% |
| ナトリウム | 0.35% |
| 代謝エネルギー | 363.8kcal/100g |
イマイチな反応だったシニア向け腎臓ケア治療食
イマイチな反応だったのはあくまで我が家の猫の意見と嗜好なので、一概にはいえないということを予め書いておきます。
第三者目線として飼い主からみたフードの特徴をメモしておいたので、嗜好が合いそうな猫ちゃんは是非お試しあれ！
■Katffu カトフ レナル アンキシャス ケア ダイエット
高齢猫用と記載があったので、お試しサイズ(50g)を購入したみた。オランダ製のフード。動物園・動物病院用製品を手がける日本のメーカーが販売元。
リンが低い点、オメガ3系不飽和脂肪酸(DHA、EPA)含有している点などが特徴。
そして、全身的に衰えがみられる高齢期の猫のためにミックス天然系抗酸化成分も加えています。
また、健康的な腸内細菌バランスをサポートするために、可溶性食物繊維(フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖)も配合。
AAFCO(米国飼料検査官協会)及びFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)が定めた基準を満たしているので安全なカリカリといえます。
50gのお試し試供品があるのが嬉しい。まずは試供品で猫ちゃんに味見してもらうのがおすすめ。
メリット
・50gのお試しパックがあるのがgood！
・穀類たん白は「国産米」のみ使用されており低アレルゲン。
・価格はお手頃価格！
心配点
高齢猫用＝小粒でほぐれやすい。という概念を覆された(笑)。味は良かったようなので顎にまだ自信があるシニア猫ちゃんにはおすすめかも！
| ブランド名 | Katffu カトフ |
|---|---|
| 原産国 | オランダ |
| 価格 | 2,860円 |
| 内容量 | 1kg |
| 成分 | 米、大麦、動物性タンパク抽出物*、小麦、動物性脂肪(鶏・牛)、トウモロコシ、サーモンオイル、コーングルテン、馬鈴薯でん粉、乾燥ラム肉、ビートパルプ、ポテトプロテイン、乾燥家禽肉**、酵母エキス(マンナンオリゴ糖源)、加水分解鶏レバー、ミネラル(塩化カリウム、炭酸カルシウム)、セルロース、植物油、イヌリン(フラクトオリゴ糖源)、マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、β-カロテン、ユッカ抽出物、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン、L-リジン、DL-メチオニン)、コリン、ミネラル類(Fe、Mn、Cu、Zn、I、Se)、ビタミン類(A、D3、E、B1、B2、B6、B12、C、K3、ビオチン、葉酸、パントテン酸) **家禽=鶏・七面烏 *脱脂乾燥加工し、抽出したタンパク質(牛・豚) 酸化防止剤：天然トコフェロール(ビタミンE) |
成分表
成分比率はタンパク質とリン、ミネラル分が調整されていて、オメガ3脂肪酸配合などきちんと腎臓に配慮されているようです。肉類は、鶏、七面鳥、牛、ラム。グレインフリーではないので、アレルギーのある猫ちゃんは要確認。
| たんぱく質 | 24.0 %以上 |
| 脂質 | 20.0 %以上 |
| 粗繊維 | 3.0 %以下 |
| 粗灰分 | 5.0 %以下 |
| リン | 0.49 % |
| ナトリウム | 2.1 g/kg |
| マグネシウム | 0.69 g/kg |
| 代謝エネルギー | 425.7kcal/100g |
腎臓ケア療法食の一歩前におすすめのシニア猫用ドライフード
慢性腎臓病になってっしまったら、療法食を食べるのが鉄則です。（なんとしても食べてもらわないといけません( ；∀；)）
でもシニア猫ちゃんが腎臓病になってしまう前に、腎臓ケアをしっかりしておいてあげたいですね。
今から紹介するドライフードはシニア猫向けに販売されている一般食（総合食）の中から特にリンやマグネシウムの含有量が低いものをピックアップしたものです。
治療食ではないので腎臓病の猫ちゃんには基本オススメできませんが、我が家の場合どうしても治療食を食べてくれない時等、や無負えないシチュエーションでかかりつけ医に相談のもと与えました。
腎臓病の猫ちゃんに与える場合は必ず医師に事前相談して下さいね！
■メディファス 11歳から（チキン味）
「メディファス」は、「年齢」と「生活習慣」で選ぶ、下部尿路の健康ケアをベースにしたプレミアム・フードです。
麻布大学獣医学部との共同研究をもとに開発された、国産キャットフードであることが安心ポイントです。
直径9mm程。やや丸っこい形状
メリット
・500g袋は250gの小袋に分かれているので便利
・国産
・量販店でもよく売っている
| ブランド名 | メディファス（ペットライン） |
|---|---|
| 原産国 | 日本 |
| 価格 | 600～700円程 |
| 内容量 | 500g |
| 成分 | 穀類（とうもろこし、コーングルテンミール）、肉類（ミートミール、チキンレバーパウダー）、油脂類（動物性油脂、ガンマ-リノレン酸）、豆類（おから）、魚介類（フィッシュミール：DHA・EPA源）、糖類（フラクトオリゴ糖）、卵類（ヨード卵粉末）、シャンピニオンエキス、グルコサミン、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類（カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類（メチオニン、タウリン、トリプトファン）、酸化防止剤（ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール） |
成分表
マグネシウム由来とカルシウム由来の結石に配慮。腎臓と心臓の健康維持にリンとナトリウムの含有量を調整。
◎尿pH設計値6.5～6.8
◎マグネシウム含有量0.08%（標準値）
| たんぱく質 | 28.5%以上 |
| 脂質 | 14.5%以上 |
| 粗繊維 | 5.0%以下 |
| 粗灰分 | 8.5%以下 |
| カルシウム | 0.7% |
| リン | 0.54% |
| ナトリウム | 0.25% |
| マグネシウム | 0.08% |
| 代謝エネルギー | 約400kcal/100g |
■ROYAL CANIN/ロイヤルカナン エイジング 12+
12歳以上の猫の老化による身体への影響を和らげることを考えたドライフード。＜エイジング 12+＞は、高い嗜好性を持ち、噛みやすく設計された2層構造のキブル（粒）により、高齢猫の食欲を刺激します。
確かに食いつきが良かった点は救世主的なフードです！形状は四角くて口当り大丈夫かな？と思ったのですがサクサクしていて中に入っているしっとり層がかなりお気に入りの様子です。
1㎝程の長方形サイズ
メリット
・一番小さい袋が400gなので丁度いい量
・大手ブランド
・ペットショップでもよく売っている
| ブランド名 | ROYAL CANIN/ロイヤルカナン |
|---|---|
| 原産国 | フランス |
| 価格 | 400g / 924円 |
| 内容量 | 400g |
| 成分 | 植物性分離タンパク*、小麦粉、動物性油脂 、肉類（鶏、七面鳥）、米、コーン、植物性繊維、加水分解タンパク（鶏、七面鳥）、チコリー、魚油、大豆油、酵母および酵母エキス、トマト（リコピン源）、フラクトオリゴ糖、サイリウム、緑茶抽出物（ポリフェノール源）、加水分解酵母（マンナンオリゴ糖源）、グルコサミン、ルリチシャ油、マリーゴールドエキス （ルテイン源）、加水分解軟骨（コンドロイチン硫酸源）、アミノ酸類（タウリン、DL-メチオニン、L-リジン 、L-トリプトファン、L-カルニチン）、β-カロテン、ミネラル類（K、Ca、Cl、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se）、ビタミン類（A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリーエキス） *超高消化性タンパク（消化率90%以上） |
成分表
リコピンを含む独自の抗酸化成分とオメガ3系脂肪酸が含まれていることと、リンやミネラルも低めに調整されているとパッケージには記載されています。確かにリンは記載あるのですが、ナトリウムとマグネシウムの値は何処にも記載がないのでその点は不安が残ります。
| たんぱく質 | 28.0%以上 |
| 脂質 | 17.0%以上 |
| 粗繊維 | 5.4%以下 |
| 粗灰分 | 5.8%以下 |
| 食物繊維 | 10.9% |
| リン | 0.6% |
| ナトリウム | ？ |
| マグネシウム | ？ |
| 代謝エネルギー | 約409kcal/100g |
おまけ：オススメのシニア猫向けサプリメント
実際に影千代さんが摂取しているサプリ類を紹介します。
サプリは、リンやナトリウム、毒素の吸着、整腸、アミノ酸、オメガ3脂肪酸などが主な役割。
もちろん腎臓病などの病気を持っていない元気なシニア猫ちゃんにも日頃の予防の観点からサプリ摂取はお勧めです。
人間もサプリ飲むわけだからそこは一緒ですよね💡
腎臓ケア用オールインワンサプリ
我が家でもサプリメントとして与えている獣医師推奨の愛猫用の腎活サプリ【毎日腎活 活性炭＆ウラジロガシ】。
活性炭が配合されているため黒い色のタブレット。このまま食べてくれる猫ちゃんもいると思うけど、うちの猫は気乗りしないようだったので、ハサミで細かく砕き粉末状にしてから水やチュールに溶いて与えていました。味はカツオ味でペロリ♪美味しいようだ。
炭とウラジロガシ以外にも腎臓病予防に必要な成分がバランスよく配合されているマルチサプリなのが嬉しいポイント。
「まずは試したい」という時に嬉しい「初回半額キャンペーン」を実施中！
モエギガイオイルサプリ
我が家では「赤玉」と呼んでいるオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいるサプリ。赤い色の正体はアスタキサンチンで間接ケアや人間にもお勧めの成分です。
赤いオイルのサプリは実はいろいろある。主成分がオキアミのクリルオイルやモエギガイを主成分にしたアンチノールなど。
我が家では元々獣医さんから100%天然のニュージーランド産モエギイガイ脂質の「アンチノール」を勧められて摂取していましたが、同成分でもっと安価なサプリを通販で見つけたので乗り換えました。
もっとくわしく
アンチノールよりカプセルがほんの少し固めなので投薬が楽。
赤玉を摂取するようになってから足腰がしっかりしてきたようでフラつきも減り活動的になっています。今まで無理だった階段も登れるようになったし、起きている時間も伸びました♪
心臓の働きにも良いらしく、血液検査での貧血の値がかなり向上したのがなにより嬉しい。
シニア猫用乳酸菌サプリ
納豆パウダー、オリゴ糖、乳酸菌（ビフィズス菌、フェカリス菌、有胞子菌）等が配合。
このタブレットは毎日欠かせず飲んでいます。飲むようになってから便の調子も安定しているし、なんといっても本人が気に入って舐めてくれます。
このままタブレットを猫が嚙み砕くと鼻息💨で回りに粉が飛び散って大変なのでｗ、いつも粉々にして水を数滴たらしてペースト状にしたものをなめてもらっています。酸味のないヨーグレット（見た目も完全にヨーグレットです）みたいな味なのでチュールなどに混ぜずそのままで美味しい様子。
お値段が600円台なので安価で助かります！
アミノ酸パウダー（BCAA）
人間でもアミノ酸でお馴染みの【バリン・ロイシン・イソロイシン】を摂取できるサプリ。
腎臓病だと内蔵に負担をかけないように低たんぱく質の食事になるが、たんぱく質が少ないと筋力が落ちるのでフラフラしたり体力がガクっと落ちるので、そのバランスが難しいところ。
アミノ酸はタンパク質が分解されたものなので内蔵に負担をかけることなく効率的に必須アミノ酸を吸収することができるので体力維持に貢献できます。
水に溶けづらい白い粉なのだが、無味無臭なのでウエットフードやチュールに混ぜ込んで与えています。
ビオイムバスター錠
整腸作用のある有胞子性乳酸菌のほか、3種類の乳酸菌と総合消化酵素パンクレアチンが主成分の犬猫用整腸剤。ヨーグル３では整腸作用が足りなそうな時に重宝。
下痢止めとは違うのでお腹が緩い時に長期間服用させても心配ない。
また、かまぼこ風味の高嗜好性なのでこちらもチュールなどに溶かし込むとペロっと美味しそうに舐めてくれる。
