遅ればせながら、、今年開催された定番ジンやクラフトジンを気軽に体験できるジンの祭典「ジンフェスティバル東京 2019」行ってきました!
(6月8日(土)・6月9日(日)の2日間、天王洲キャナルサイド B&C HALL、T-LOTUS Mで開催)
公式サイト
「ジンフェスティバル東京」は、ジンに情熱を注ぐ造り手やインポーターとともにその魅力を発信し、ジンを通じて世界を知り、味わい、繋がりながら素晴らしいカルチャーとして発展させていくためのイベント。
毎年6月第2土曜の「ワールド・ジン・デイ」を祝うことを目的に開催され、今年で2回目となり、今年は会場も広がったそうです!
ジンフェスには初めて行ってきたのですが、ワインのイベントと比べると圧倒的に客層が若いのが印象的。
やや天気が悪かったにも関わらず大盛況!会場内は熱気溢れていました。
全部トライする気満々だったのですが、けっきょく試飲できたのは20種くらいだったかな。一度に何種類もジンを飲み比べるというのは個人的に初めてだったので「こんなに味が違うものだったのか!!」と感動しきりの一時でした✨
ジン初心者にもオススメのフェスです!
試飲したなかで特に自分好みだったものを後の購入リスト用にと思ってメモ。
ちなみに、自分の好みってなんなんだろう?と改めて考えて書き出してみると、、ジュニパーやカルダモンなどのアロマがしっかりしていて、後味がやさしくエレガントに感じるものが比較的好みなのではという結論になりました。😏
同じテイストが好きな方に下記メモが少しでも役立てば嬉しく思います。
特に記憶に残ったクラフトジンはこれ!
ル・ジン クリスチャン・ドルーアン
カルヴァドスの香りがふわっと甘く感じながら、華やかなアロマも効いているエレガントな味わいのジン。
Christian Drouin(クリスチャン ドルーアン)自社果樹園で栽培されている30種類ものりんごをベースとし、ジュニパーベリー、生姜、バニラ、レモン、カルダモン、シナモン、アーモンド、ローズの8つのアロマをそれぞれ別々に漬け込んで個別に蒸留した後にブレンドして作られているのだそう。
冷凍庫でキンキンに冷やして頂くのがおすすめ!
アルコール度数:42 %
原産国名:フランス
種類:カルヴァドス
原材料・成分:りんご
内容量:0.7 L
ちなみに、数量限定の「カルヴァドス カスクフィニッシュ」というものもありコチラは、カルヴァドスカスクで6ケ月の後熟、熟成されたもの。かなり貴重なので早いもの勝ち。
モンキー 47 ドライ・ジン
47のボタニカルが醸し出す、芳醇な香りと味わいのドライ・ジン。
ジュニパーのクリアで澄んだ独特の香り、爽やかできりっとしたシトラスの香り、甘く、フローラルなアロマ、かすかに 香るピリッとした胡椒のようなスパイス、わずかに感じるクランベリーのビターな香りが特徴。
日本にクラフトジンを浸透させた火付け役みたいなジンとのこと。ブースでも存在感たっぷりでした。
キンキンに冷やして作るジントニックがとくに美味しいと感じる。
アルコール度数:47 %
原産国名:ドイツ
原材料・成分:ジュニパーベリー、クランベリー、エルダーフラワー
内容量:0.5 L
Malfy Gin(マルフィ・ジン)
イタリア・アマルフィ産レモンが香る、爽やかな飲み心地のジン。
とくにシチリア産ブラッドオレンジをブレンドした「マルフィジン アランチャ」は食後のデザートみたいなかんじで飲みたくなる味です♪
ブラッドオレンジは普通のオレンジと比べて酸味が控えめ・ふくよかな甘さが広がる味が特徴。
新品価格 |
夏のカクテルアレンジにもってこいのジン~。
アルコール度数:41 %
原産国名:イタリア
原材料・成分:ジュニパー、コリアンダー、リコリス他
内容量:0.75 L
THE BOTANIST <ザ・ボタニスト>
アイラ島に自生する22種の野生ボタニカルを丁寧に手摘み、蒸留してつくりあげたプレミアム・ジン。
アイラ島と聞くと咄嗟にウィスキーが浮かびますが、ジンも有名なんですね!
ものすごく特徴のあるアロマというよりかはとてもベーシックなブレンド、そしてとてもまろやかな口当たりはジン初心者にもおすすめできそうです。
なんといってもキメの細かい上品な味わいがとってもエレガント!
瓶もシンプルで美しく棚に飾っておきたくなるデザインです。
アルコール度数:46 %
原産国名:イギリス
原材料・成分:香草、ニュートラルスピリッツ
内容量:0.7 L
HELSINKI DRY GIN(ヘルシンキ ドライジン)
2016クラフトスピリッツ部門で金賞も受賞している今注目のフィンランドジン。北欧の秋を醸し出す自然のスパイスやハーブやリンゴベリー(別名:コケモモ)を使用していることが特徴になります。針葉樹林の森のなかにいるようなみずみずしい香りがします♪
ストレートまたはロック、炭酸で割ってジントニックやエスプレッソにも合います。 おすすめはフィーバーツリーのインディアン・トニックウォーターとリンゴベリーの組み合わせだそう!
主な原料:
穀類を原料に蒸留した純度高いアルコール、香り付け植物(ジェニパーベリー、リンゴベリー、フェンネルシード、コリアンダーシード、レモンの皮、セビリアオレンジの果皮、オリスルート、アンジェリカルート、バラの花びら)
アルコール度数:47%
原産国名:フィンランド(ヘルシンキ)
原材料・成分:香草、リンゴベリー、ニュートラルスピリッツ
内容量:0.5 L
同じくブースで販売されていたカクテルは通常のジントニックではなく、リンゴンベリーとピンクグレープフルーツを加えたジントニックとなっており店員さんもオススメしていました。
よりデザート感のある味に仕上がっているので、そんなにお酒飲まない方でも楽しめるテイスト♪
ちなみに私は、定番銘柄のドライ ジンのネイビーストレングス(アルコール57%前後のジン)版としてリリースされた「セイラーズ ジン」が一番好きだった!
アルコール度数が50%超えというパワーにも関わらずエレガントな風味がより高く感じられました。
フォーピラーズ ブラッディ シラーズジン
こちらは愛飲中のジン。高級ワインにも使用されるブドウ品種シラーズをレアドライジンに漬け込んだオーストラリアならではのスイートめなジンなのですがそんなに甘々な感じでもないのが特徴。
ボトル1本につき約3キロもの葡萄を使用しており、且つ砂糖不使用というのがキーポイントです!
キンキンに冷やしてロックで飲むのが好み♪
アルコール度数:37.8 %
原産国名:オーストラリア
原材料・成分:ジュニパーベリー、コリアンダー、カルダモン、ラベンダー、ブドウ他
内容量:0.7 L
ちなみに、こちらのメーカーの他のシリーズも美味!!買い揃えたくなりましたw
「フォーピラーズ ジン ネイビーストレングス」もかなりアロマ感のある美味しいジンでした。
アルコール度数は58度強!(度数高いとやっぱり美味しいよね~ww by隣の酒呑み)オーストラリア産フレッシュフィンガーライムがブレンドされているからかフレッシュな後味♪
「フォーピラーズ レアドライジン」はオーストラリア産有機オレンジがコリアンダーやカルダモンといったスパイス香を優しく包み込み、レモンマートルの魅力的なレモン様の香りが広がります。オレンジ感は程よくてとーっっても美味しい!!
ORI-GiN1848(オリジン1848)
なんと沖縄でもクラフトジンを作っているんです!
一口で沖縄の魅力が伝わるクラフトジン」をコンセプトに開発されたORI-GiN1848シリーズは、ベースとなるスピリッツにトロピカルな風味のさくら酵母仕込みの泡盛を使用しているので、ベースとしてだけではなく、ボタニカル(香味原料)の役割を果たしているんだそうです。
更にジュニパーベリーのほか、高級パインとして知られる、西表島のピーチパインなど9種類の沖縄のボタニカルを配合。
飲んだら沖縄の浜辺にワープできそうな!そんな夏感たっぷりのジン♪🌺
アルコール度数:48 %
原産国名:日本/瑞穂酒造(株)
原材料・成分: ジュニパーベリー・ピーチパイン・レモングラス・コリアンダーシード・シークヮーサーリーフ・ヒハツモドキ・生姜・月桃リーフ・紅茶・イエルバブエナ
内容量:0.5 L
まとめ
ジンといえば、オランダやイギリス・ドイツなどが有名ですが、実はヨーロッパ全土で広く愛されている一般的なお酒なんですね。和製ジンもどんどん生産が増えていっておりご当地性もあるので今後がどんどん楽しみなジャンル。
今後も注目していきたいと思います!