ついにヴェネチアまでやってきた!
まさか来れるとは思わなかった、憧れの街。
船でホテル側まで一気に移動するのだが、風を感じながら見る景色に終始興奮。
日本も海や川と密接に関わってきたスタイルの街並みはたくさんありますが、それらとは違う独特の雰囲気と街並みが広がっています。
通り過ぎていく船乗りのおじさん達はみんな日焼けしていて強そう(笑)
そしてとーっても絵になるんだな。絵になる人が多い街はスナップ撮影がとっても楽しくなります。
さて、左をキョロキョロ右をキョロキョロしているうちに船はホテル前の停まり場に到着。
まるで映画の中のワンシーンのようなシチュエーション。
ベネチアではこのホテルに2泊しました。
正確にいうと、このホテルの系列のホテルに宿泊をし、朝食はこの系列ホテル「モナコグランドカナル」で頂きました。
宿泊したホテル「パラッツォ セルバデーゴ」はこの船着き場から徒歩5分もないくらいの場所で、しかもサンマルコ広場の隣りという好立地。
ホテル情報
一番最初にエントランスの扉を探すのに少し苦労したが、一度わかってしまえばもう問題なし!
荷物を置いたらいざお出かけ!
さて、ベネチアに行ったら絶対に行ってみたいと思っていた場所がありました。
それは、伝説の「ハリーズ・バー」!
カクテルのベリーニ(桃のネクターをシャンパンで割ったカクテル)発祥のお店です。
創業は1931年。2001年にはイタリア文化省によって文化遺産に指定されたとのこと。
店舗情報
お店はなんとモナコグランドカナルホテルの真向かいにあったので、荷物をホテルに置いて早速昼酒をしに駆け込んだ。
店内は老舗の純喫茶のような雰囲気。お客さんは軽く休憩してはまた街へ繰り出していく素敵な装いの紳士やご婦人方が多い印象だ。
注文したベリーニ、とってもシンプルなウォーターグラスでサーブされました。シャンパングラスやカクテルグラスでないところが面白い。
老舗純喫茶的な居心地の良さが倍増します。(でも値段は落ち着けない高さ(笑))
そう、高いです。1杯21€します。
味はもちろん美味しいのですが、このお値段をどうとるのかは人それぞれかもしれません。(それとも金銭感覚のズレ!?)
筆者個人的にはこのお店の雰囲気の中で、いろいろな人間模様を眺めながら、時代の流れに思いを馳せながら味わう価値は十分にあると感じました。
ちなみに、ヘミングウェイが通っていたことでも有名なんですが、文豪が愛したお店ってどうしてとってもそそられるのでしょうね。
彼らがどんな場所でどんなものを味わいながら名作を生み出していったのか、自分も体験することで五感で感じてみたいというのが一番の理由かなと思います。
あとは、あやかりたい気持ちももちろん少なからずあるかもしれない。
オリーブをつまみながらカクテルを大事にチビチビとのみ、この素敵な雰囲気を堪能したあとは街なかを軽く散歩し、たっぷりと迷子になって無事ホテルへと帰還しました。
しばしホテルの部屋でお休み。
ちなみに後日、ベネチア内のスーパーでベッリーニの小瓶(200mlくらい)を発見!日本で買うよりも半額ほどなので迷わず購入♪ホテルの部屋で楽しみました。
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