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ザルツブルクからアルプバッハ、イタリアトレントへの車の旅

最終日のザルツブルクは一晩中雷が鳴っていましたが、
翌朝はまるで何事もなかったかのようにすっきりと晴れておりました。

 

さて、朝一番に朝食を済ませ、今日は車での長距離移動。
一気にイタリアまで高速道路で向かいます。

海外の高速道路ってなかなか利用する機会がないので少しワクワクしていましたが、とにかくスピードを出すこと出すこと!
特急電車並みの速さなので車の振動もかなりあり、私は途中からすっかり車酔いしてしまっていました。

さらに追い打ちをかけて、車内のエアコンが故障。なぜか冷風のかわりに熱風が吹いてくる始末。。高速道路なので窓をあまり開けるわけにもいかず、私はげっそりとわずかに開けた窓から入ってくる空気を静かに吸いながらなんとか耐え忍んだのでした。

走行距離は約450km!5時間半ぶっ飛ばすという長丁場

オーストリアからイタリアへ南下するにはアルプス山脈を通過することになります。
ここに、有名なチロル地方があります。

メモ


チロルってどこ?
チロル、ティロール(独: Tirol、英: Tyrol)は、ヨーロッパ中部にある、オーストリアとイタリアにまたがるアルプス山脈東部の地域。

高速道路の中に、ドイツの国境がありいかにもドイツ!という印象を裏切らない国境警備隊がいました。
ちょっと厳しめのパスポートチェックを完了したら、チロルへ!リゾート地としても有名なアルプバッハにて昼食休憩をとります。

日本で例えるなら白川郷といったところでしょうか。
どの家もログハウスで、窓辺にズラリと赤や白のゼラニウムの花が飾ってあります。南ドイツ地方でよくみられる景色のようです。

素敵な紳士を発見!

ほんとうにのどかな雰囲気で空気もほんとう素晴らしく心地よい

昔ながらのまるで絵に書いたようなチロルの風景が保たれています。
1983年には「オーストリアでもっとも美しい村」に選ばれ、ほかにも「ヨーロッパでもっとも美しい花の村」に選出されたこともあるとのこと。
もっとゆっくり過ごしたい場所でした。

アルプバッハの行き方

<鉄道・バス>
インスブルックから国鉄の各駅停車でブリックスレックまで約50分。
ブリックスレッグ駅からバスで約25分というアクセス。
インスブルックから十分日帰り可能ですので、ぜひ日程を調整し訪れてみてくださいね。

<レイルヨーロッパが便利!>
インスブルック駅の鉄道案内はここからもチェックできます。
駅の構内マップ、乗車券の空席照会・24時間即時予約・日本円で決済が可能!
旅行前に切符を準備しておきたい方はこちらも見ておくと便利かも。

アルプバッハ中心地のバス停周辺にはホテルやペンションなどの宿泊施設、レストラン、観光案内所、郵便局、お土産物屋さん、さらにはスーパーマーケットもあって、昔の家並みを残しながらも観光客には便利に整えられています。よく見ると意外と観光地化されているなとい印象。

大型チェーンのスーパー「SPAR」を発見!!
車の中ではぬるま湯のように温かくなった硬水を飲んでいたせいで更に具合が悪くなっていたので、スーパーに駆け込み冷たい飲み物をゲット!

生き返りました。

平日だからなのか、観光客もまばら。きっと、この辺りはハイキングシーズンやスキーシーズンが賑わっているのでしょうね。

 

大きなホテルのフロアに入っているレストランに入り昼食。
どの料理もボリューム満点でした!

窓の景色が絶景!

 

昼食をとっていると少し離れた席に、まるでサンタさんのような素敵なおじさま達が何人かいらっしゃいました。
チロルのおじさまは、立派なお鬚の方が多いです!

帰りに勇気をだして声をかけたら快く写真を一緒に撮ってくれました。

こうして、エネルギーチャージを終え、また暑い暑い車の旅を再開((笑))。

 

チロルから一気に山を下り、イタリアへ!

高速道路から景色をみていると、けっこうな頻度で丘の上に石造りのお城のようなお屋敷を見つけました。
昔の豪族のお城なのでしょうか。いかにも中世のお城!というシルエットはヨーロッパへ来ていることを改めて感じさせます。
ドライバーに尋ねたところ、今でも人が住んでいる”お城”は多いそう。
日本もきっと江戸時代まではこのくらいたくさんお城があったのだろうな、とふと思いました。

おとぎ話にでてくるような「お城」がいたる所に!

城以外にも、ヨーロッパを感じさせる風景は、なんといっても葡萄畑の多さです。
さすが、ワイン文化の国。天晴です!
あと、食用のひまわり畑もたくさんありました。ちょうど開花の時期で美しかった。

さて、また車の暑さが限界に達したのでヨレヨレになりながら湖の畔で小休憩。

イタリアで最も面積の広い湖「ガルダ湖」


氷河の動きによって出来たというガルダ湖。
湖の北部は険しい山々に囲まれています。興味深い地形ですね。

ガルダ湖へのアクセス


北イタリアの都市ミラノとヴェネチアのちょうど中間程度に位置し、中世都市ヴェローナから近いガルダ湖。
バスや鉄道でアクセス可能で、ヴェローナと一緒に訪れることができます。

日本ではなかなか見たことのないような山並みですね。遠くへ来たことを感じさせます。


湖の周りに喫茶店やお土産屋さんがぐるりと並ぶ風景。どこかでみたような気がすると思ったら、そう。まるで河口湖のようでした。適度な長閑さも河口湖みたい。

カフェに入り小休憩。なんだか急にイタリアに来た感じがしだしてきました。空気が変わったのかしら、不思議。

心なしか部屋の飾りにもイタリアを感じるような!

ここから、ついにベネチアへと向かうのであった。

 

続く。


 

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