3日目
ウィーン⇒ザルツブルグへ移動
朝出発、ウェストバーン鉄道の長距離列車でザルツブルグへ。
駅という場所は国内海外問わず高揚感が高まるものだが、外国の駅というのは更にワクワクするものだ。
買い方のよく分からない販売機、電光掲示板に表示される謎の地名、見たことの無いデザインの電車、やたらに大きく感じる貨物列車、そして広いホーム…
何をしていても、何を見ていてもぜんぜん飽きないですね。
ココがポイント
ウェストバーン鉄道(westbahn)の切符の購入方法は!?
ウェストバーンはザルツブルク~ウィーンを約2時間半で結んでおり、その運賃はなんと€26.5!
国鉄の半額というお値打ち価格です。
私鉄であるウェストバーンの切符は、駅の窓口では買えません。
オンラインかキオスクなどで事前購入するか、車内でも購入できます。
不安な方は、電車内で購入するのがもっとも安心かもしれません。
ウェストバーン鉄道公式サイトでお得なタイムセールもあり!
電車に揺られている2時間半はあっという間に過ぎました。
サービスで支給されたカサカサの埃っぽい味がするビスケットをつまみに美味しいワインをチビチビと飲みながら、移りゆく車窓の景色を楽しむ。
ウェストバーン鉄道は私鉄。
車内は清掃が行き届いており、まるで日本の新幹線のような雰囲気だ。
コンセントとWIFI完備。国鉄にはない乗務員サービスもあるので、とても快適。
軽食やアルコールの販売もしている。
とても飲みやすかったこの赤ワイン、メニューには「Zweigelt(ツヴァイゲルト)」と記載されていた。
ワイナリーは「winzer krems(ヴィンツァー・クレムス)」と記載。
これはオーストリア原産の赤ワイン用ブドウ品種のこと。オーストリアの赤ワインはこの品種が一般的みたいです。
ややタンニンを感じるちょうどよい味わいでとても飲みやすい口当たり。本当はビスケットではなく、軽食と合わせて飲みたかった!
ウィンナーシュニッツェルなどに揚げ物にも合いそうです。
これと全く同じラベルではないが、ツヴァイゲルトを使用したオーストリアワインは日本でも手に入ります。
また、同じワイナリー「ヴィンツァー・クレムス」で作られたワインも日本で手に入るようです!
是非お試しあれ!
ヴィンツァー・クレムス グリューナー・ヴェルトリーナー・クレムサー・サングルーべ 2016【オーストリア】
さて、「世界の車窓から」風に景色を楽しんでみましょう。
山並みと、盆地には畑や集落。
なんとなく日本の田園風景を思い出しながら車窓からの景色を楽しむ。
オーストリアでは教会の屋根の形にいろいろな種類があることに気づいた。
とくに気になったのが、玉ねぎ型の屋根。
後で地元の人に尋ねたところ、これはローマカトリック系の教会で中世頃の古い時代の建築に多いとのことでした。
まるでおとぎ話に出てきそうなシルエット。
時はあっというまに過ぎて…、
14時過ぎにザルツブルグに到着し、いろいろな動物のオブジェや家具のあるとても可愛らしい小さなホテル
「Hotel Markus Sittikus(フレア ホテル マルクス シティックス)」へチェックイン。
ホテル情報
- ホテル名:Hotel Markus Sittikus(フレア ホテル マルクス シティックス)
- 住所: 5020 ザルツブルグ Markus-Sittikus-Strasse 20
ここでザルツブルグの現地ガイドさんと合流。
したのはいいのだけれど、
昼食をまだ食べていない飢餓状態!とやや長距離移動疲れの我々は、市街弾丸観光へ連れて行こう
とする現地ガイドさんに必死の抵抗。
結局その他いろいろあって、この後現地ガイドさんはリリース。(笑)
メンバーだけで休憩もとりつつ、のんびーり観光を自由に楽しみました♪
昼食は、例によってランチタイム終了につき看板をしまい始めているお店に駆け込む。
ホテル「Crowne Plaza Salzburg - The Pitter(クラウン プラザ ザルツブルク - ザ ピッター)」直営のレストランでした。